1728年、当時の万江村の領主、万江氏が建立した神社です。
万江村の 開拓、心のよりどころ
ご祭神は、建磐龍命(たけいわたつのみこと)、阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、国造速甕玉神(くにのみやつこはやみかたまのみこと) 、いわゆる阿蘇三神です。
万江村の開拓にあたり、人吉の青井阿蘇神社から分祀されたものといいます。
建造物は山江村指定の有形文化財となっています。
イチョウの木
鳥居の前には、神社建立と同時期からあるといわれるイチョウの木があります。
このご神木も山江村の文化財に指定されています。
母乳が出ない人は、このイチョウのコブを切り取って飲めば、ご利益があるといわれているそうです。
そうはいいますが、文化財を切り取る許可が得られるかというのは疑問です。
本殿はこの地方によくみられる覆屋を備えています。
境内には摂末社として万江稲荷神社が鎮座します。
周辺環境
万江地区は万江川沿いに発展してきました。
万江阿蘇神社も万江川沿いにあります。
対岸には万江小学校があります。
小学校側の道路は広いのですが、万江阿蘇神社側は狭い道になっています。
道中の道路は狭いですが、神社の駐車場は広いのでご心配なく。
ただし、11月10日の例大祭の日は混雑が予想されます。