宮崎県
宮崎県のイメージはなぜか、南国で海になりがちです。 しかし、西部に険しい九州山地を持ち秘境の宝庫です。 ろくすっぽ道もなかった昔から、水資源に注目されていて、水力発電所が多く「水力王国」とよばれたこともありました。 マイナースポットが山ほどある魅力的なところです。
熊野神社 宮崎県初の全国オートバイ神社に認定された宮崎市熊野の総氏神
熊野神社は、宮崎市熊野にある神社です。全国オートバイ神社・第18号としてツーリングライダーの拠点となっています。672年に紀伊国 (現在の和歌山県) 熊野本宮大社を勧請した古社で、地名の熊野は、もちろん当社が由来です。
天神山公園 廃ホテルで肝試しスポットとなった宮崎市を展望する公園
天神山(てんじんやま)公園というのは、宮崎市の大淀川沿いにある公園です。2006年 (平成18年)まで、天神山ホテルとよばれる廃ホテルが存在し、心霊スポットとウワサされていました。ホテルは解体されましたが、現在も肝試しスポットとして最適です。
穂北神社 磐長姫と一ツ瀬川北岸に流れ着いた稲穂の伝説
穂北神社は、宮崎県西都市にある神社です。主祭神である磐長姫命(いわながひめのみこと)の伝説が語り継がれています。妹の木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が送った稲穂が流れ着いた、一ツ瀬川北岸が社地となっています。
木崎原古戦場 九州南部の分け目となった木崎原の戦い
木崎原(きさきばる)古戦場というのは、戦国時代に薩摩島津氏と日向伊東氏が戦った戦場です。木崎原の戦いは、のちの2国のパワーバランスを大きく動かしています。そのため、九州の「桶狭間の戦い」とか「関ケ原の戦い」といわれています。
出の山公園 霧島連山からの出の山湧水による淡水魚水族館
出の山(いでのやま)公園というのは、宮崎県小林市にある出の山池を中心とした公園です。地元民が水汲みに訪れるホタルの名所ですが、昔から観光地として知られています。出の山淡水魚水族館は、淡水魚マニアの方なら絶対楽しめます。
松瀬分校 五十鈴川のほとりにたたずむ小さな木造校舎
松瀬分校は、かつて宮崎県門川町にあった、西門川小学校の分校です。学校当時の小さな木造校舎が残され、現在は NPO法人子どもの森の活動拠点として使われています。周辺の環境とマッチし、風景に溶け込んでいます。
享保水路太鼓橋 かんがい用水を中島川対岸へ渡す現役石造水路橋
享保(きょうほ)水路太鼓橋というのは、宮崎県えびの市にある石橋です。農業かんがい用水を、対岸に渡す水路の役割を果たします。享保水路は、川内川の上流域から取水し、飯野の田園をかんがいする用水路です。
早水神社 湧水豊かな都城市の都市公園・早水公園の神社
早水神社は、 宮崎県都城市の早水公園内にある神社です。ご祭神である髪長姫の伝説から、縁結びのご利益があるだけでなく、池の水で顔を洗うと美人になると伝わります。早水池の清水に多くの人が集まっていました。
三之宮峡 渓谷の岩盤を貫いたトロッコ軌道跡にある霧島ジオサイト
三之宮峡というのは、宮崎県小林市にある渓谷です。34万年前の加久藤カルデラ大噴火でできた溶結凝灰岩が、 浜ノ瀬川の浸食を受けできた渓谷となります。かつての森林軌道跡は遊歩道になっていて、特徴的な見どころが連続します。
駒宮神社 神武天皇の小宮跡にあるパワースポット御鉾の窟(みほこのいわや)
駒宮神社というのは、宮崎県日南市にある神社です。ご祭神である神武天皇とその愛馬・龍石号を象徴する、日向シャンシャン馬の発祥地です。周辺には、東征前の神武天皇と龍石号の伝説が語り継がれています。
月の木川橋(めがね橋) 森林軌道飯野線が走った三つ目の石造アーチ橋
めがね橋というは、宮崎県えびの市にある、月の木川橋の通称です。川内川上流域から木材を搬出していた、森林鉄道飯野線のトロッコ軌道のためにかけられた橋です。現在も歩いて渡ることができますが、欄干の低さにビックリします。
軍谷隧道 旧道となり50年経過後も現役隧道として活躍
軍谷隧道(いくさだにずいどう)は、宮崎県小林市の軍谷峠を越えるトンネルです。九州を代表する酷道(国道)265号線の、さらに旧道区間にある現役トンネルです。軍谷隧道完成前の軍谷峠は、小林市と須木村の間にある難所でした。