ダムマニア向け記事 まとめ

「ダムマニア」なる方たちがいるそうです。

最初は驚きましたが、いろんなダムを見て、比較するのはけっこう楽しいものです。

九州のダム全制覇を目指すマガジン – note

ダムスポット一覧

ダムはおもしろいのですが、高いところが苦手です。

あまり堤頂に乗ったり、道の端に寄ったりできないので、微妙な写真が多いです。

形式の説明は、読み進めると、最後のほうにあります。

熊本県

名称場所形式堤高堤頂長
緑川ダム美里町G76.5295.3
緑川補助ダム美里町R35.0244.0
船津ダム美里町R25.5175.0
市房ダム水上村G78.5258.5
幸野ダム水上村G21.290.5
清願寺ダムあさぎり町E60.5199.0
内谷ダム五木村R64.0200.0
川辺川ダム五木村A107.5283.0
瀬戸石ダム芦北町G26.5139.4
氷川ダム八代市G58.5202.0
荒瀬ダム八代市G25.0210.8
油谷ダム八代市R82.0189.2

宮崎県

名称場所形式堤高堤頂長
上椎葉ダム椎葉村A110.0341.0
塚原ダム諸塚村G87.0215.0
西郷ダム美郷町G20.084.5
大内原ダム美郷町G25.5152.6
松尾ダム木城町G68.0165.5
戸崎ダム木城町G25.0115.0
川原ダム木城町G23.6150.0
一ツ瀬ダム西都市A130.0415.6
杉安ダム西都市A39.5156.0
田代八重ダム小林市G64.6216.0
綾北ダム小林市A75.3190.3
高岡ダム宮崎市G38.9124.2
大淀川第一ダム都城市G47.0178.6
木之川内ダム都城市R64.3409.7
岩瀬ダム小林市G55.5155.0
天神ダム宮崎市R62.5441.7
日南ダム日南市G47.0189.0

鹿児島県

名称場所形式堤高堤頂長
谷川内ダム曽於市G58.5222.0
輝北ダム鹿屋市G41.9114.0
高隈ダム鹿屋市G47.0136.0
荒瀬ダム肝付町R65.6407.5
十曽ダム伊佐市G23.390.0
鶴田ダムさつま町G117.5450.0
川内川第二ダムさつま町G24.0106.9
高川ダム出水市G42.0163.5
高尾野ダム出水市G35.095.0
御手洗ダム出水市R43.4160.0
嶽ダム出水市E29.7163.8
竹山ダム霧島市R54.5163.0
清浦ダム薩摩川内市G38.166.5
串木野ダムいちき串木野市R31.7134.0
市来ダムいちき串木野市R41.0130.0
川辺ダム南九州市G53.5147.0
金峰ダム南さつま市R57.9230.0

ダムの記事一覧

ダムの定義

世界的なダムの基準は、国際大ダム会議(ICOLD)の定義が当てはめられるそうです。

それによると、

① 堤高5メートル以上

② 貯水容量300万立方メートル以上

どちらかを満たすものをダムと定義しているそうです。

さらに、

① ハイダム・・・堤高15メートル以上のもの

② ローダム・・・堤高15メートル未満のもの

と分けられています。

清願寺ダム 堤体下流部

国内における法的なダムの定義は、河川法と河川管理施設等構造令が根拠だそうです。

それによると、以下のものは法律上のダムとはいわないようです。

① 土砂の流出を防止し、及び調節するため設ける堰。砂防ダムのことです。

② 基礎地盤から堤頂までの高さが15メートル未満のもの。

国内でダムといったら、国際基準のハイダムを指すことになっているようです。

ダムの種類

ダムと一口にいっても、使う材料や水圧の支えかたにより、いろんなタイプのダムがあります。

ダムの目的や水の流量、それから気候や岩盤、地震の過多などから、採用する形式を決めているようです。

コンクリートダム

重力式
コンクリートダム
Gダムの自重と重力を利用して水圧を支えるダム。
中空重力式
コンクリートダム
HG ダムの堤体内が空洞になっている重力式コンクリートダム。
イタリアや日本に多く見られる。
アーチ式
コンクリートダム
A河川両側の堅固な岩盤に水圧を分散させて支えるダム。
全世界における堤高200メートル以上のハイダムで多く採用されている。
重力式アーチダムGA重力式とアーチ式の両型式の特性を備えたダム。
マルチプル
アーチダム
MA複数のアーチが連なるダム。扶壁で支える点からバットレスダムに比較的近い。
バットレスダムB水を遮る壁(遮水壁)を垂直に扶壁で支えるダム。地震や洪水に弱いため余り堤高を高くできない。

九州の場合、重力式コンクリートダムが圧倒的に多いようです。

次に多いのがアーチ式コンクリートダムですね。

宮崎県東臼杵郡諸塚村の「諸塚ダム」は九州唯一の中空重力式コンクリートダムです。

それ以外の形式のダムは、九州では見ることはありません。

フィルダム

アースダムE台形状に盛り土を行って建設されるダム。地震の少ない地域では堤高200メートル以上のハイダムも存在する。
ロックフィルダムR土砂と岩石を主体として建設されるダム型式。遮水壁の位置・種類によって種類が細分化される。

熊本県あさぎり町の「清願寺ダム」はアースダムです。

熊本県八代市の「油谷ダム」はロックフィルダムです。

コンバインダム

コンバインダムGF重力式と、アースまたはロックフィルダムが複合したダム。

熊本県菊池市の「竜門ダム」はコンバインダムです。

ダム用語

ダムには専門用語があります。

私もよくわかりませんので、あまり使いません。

でも、どうしても使わないといけない場面があるので、載せときます。

50音順

右岸・左岸下流の方を向いて、右が右岸、左が左岸。
オリフィスゲート比較的浅い位置(堤体の上下の中間)に設置されるゲート。
クレストゲートダムの堤頂部に設置されるゲート。
非常用洪水吐に該当する場合が多い。
こうずいばき
洪水吐
放流設備の総称。
マニア用語では「ばき」。
コンジットゲート堤体中の下部に設置されている放流管ゲート。
サーチャージ水位一時的に貯水池に貯めることが許されている最高水位。洪水時最高水位・SWLともいう。
じょうじまんすいい
常時満水位
通常時の満水位。 平常時最高貯水位・NWLともいう。
そうちょすいようりょう
総貯水容量
ダムに貯めることができる最大量。
この値は堆砂量も含まれる。
しゅすいとう
取水塔
利水のための放流や発電のために、水を取水する施設。
たんすいめんせき
湛水面積
常時満水位時のダム湖の面積。
ていこう
堤高
基礎地盤から堤体の一番上までの高さ。
見た目の高さと堤高は異なるので注意。
ていたい
堤体
ダム本体のこと。水をせき止める構造物。
ていたいせき
堤体積
堤体の体積。同じ堤高かつ堤頂長のダムでも、
形式により値は大きく異なる。
ていちょうちょう
堤頂長
堤頂の長さ。フィルダムの場合、洪水吐
コンクリートの部分は堤頂長には含めない。
ゆうこうちょすいようりょう
有効貯水容量
総貯水容量から堆砂容量を除いた容量。
ラジアルゲート表面が円弧状で、その曲線の中心を軸として回転し、
開閉する構造のゲート。テンターゲートともいう。
りゅういきめんせき
流域面積
分水界によって囲まれる区域の面積。
集水面積ともいう。
ローラーゲート開閉用ゲートの板にローラが付いた構造で、上下に開閉するゲート。ゲートに高い水圧がかかっても容易に開閉が可能。