鹿児島県
鹿児島県は日本本土の最南端にありながら、近世の日本を動かす人材を輩出しています。 観光にも力を入れていて見どころ満載です。 九州の中でも独特のイントネーションを持つ鹿児島弁の会話を聞くと、まるで異国にいるようです。
神殿小学校 南薩縦貫道から見える淡いグリーンの平屋建て校舎
神殿小学校は、かつて鹿児島県南九州市にあった公立小学校です。南薩縦貫道の開通で、校区内には南九州神殿インターチェンジができています。平屋建てで南向きのワイドな校舎が残り、神殿地区の風景にすっかり溶け込んでいます。
神川ビーチ影絵の祭典 錦江物産館・道の駅錦江にしきの里
道の駅錦江にしきの里は、鹿児島県錦江町にある道の駅です。神川ビーチの影絵が、最近 SNSで人気となり注目のスポットです。祭典とはいいますが、年間通してみることができます。ただし影絵アートは少しずつ入れ替わっています。
高田石切場 たかたの命水を生む高田石の採石地と摩崖仏
高田石切場というのは、鹿児島県南九州市にある採石場跡です。大人気スポット・たかたの命水とセットで売り出す観光地です。江戸時代の末期、竹の足場を組みノミやツルハシで切り出した高田石は、加工しやすく、風雨にさらされると固まる性質があり重宝されています。
神州不滅の碑 本土決戦の最前線迎撃基地に建てられた石碑
神州不滅の碑というのは、鹿児島県志布志市にある石碑です。1945年 (昭和20年)に、第86師団積兵団、芳中師団長によって建てられています。実はこの神州不滅の碑、大戦の戦死者の霊が集まるスポットとなっているとのウワサがあります。
大隅南小学校 大隅町の最南西部を校区とした旧月野村域の小学校
大隅南小学校は、かつて鹿児島県曽於市にあった公立小学校です。2022年 (令和3年)に閉校したばかりで、現役時の姿がほぼそのまま残る段階で見ることができました。地域に根差した素晴らしい教育資産が使われなくなると思うと感慨深いものがあります。
岩屋公園 清水摩崖仏にまつわる美しい公園も夜は怪しいウワサが・・・
岩屋公園は、鹿児島県南九州市にある市営公園です。清水摩崖仏周辺に整備され、京都の銀閣寺を彷彿とするサクラノヤカタが建てられています。万之瀬川沿いには、広場や遊具それにキャンプ場や流水プールがあり、子ども連れやペット連れもいっしょに遊ぶことができます。
水尻海岸 サイコロ岩と天然橋でプチ人気の枕崎市薩南海岸景勝地
水尻海岸は、鹿児島県枕崎市の水尻公園の南側にある海岸です。薩南海岸にある枕崎市の景勝スポットです。知名度はいまひとつで夏場以外は、釣りの人しか見ません。しかし、一連の景勝地と同じく見どころがあります。
茶ばっけん丘 知覧茶を育む茶畑を一望する南九州市の人気スポット
茶ばっけん丘というのは、鹿児島県南九州市にある景観地です。日本一のお茶の生産地・鹿児島県の、一面に広がる茶畑を見下ろします。よくSNS投稿で茶畑と開聞岳の風景を見かけます。そのベスト撮影地が茶ばっけん丘です。
川辺温泉 奇抜な外観で県外客も誘惑する地元の温泉施設
川辺温泉は、鹿児島県南九州市にある民営温泉施設です。外観のインパクトとともに泉質の評価も高く、知る人を魅了しています。建物が目印なのか看板などなく、一見して温泉とは気づきませんが、その存在感から訪れてみたくなります。
荒平天神 満潮時は錦江湾の島になる天神島の菅原神社
荒平天神は、鹿児島県鹿屋市天神町にある神社です。荒平天神という名称が一般的で広く知られていますが、正式名称は「菅原神社」です。参道は砂州(さす)になっていて、満潮時には水没します。社殿は天神島の山頂に鎮座していて、ちょいと急な崖を登る必要があります。
大原中学校 錦江町立田代中学校の新設で閉校
大原中学校は、かつて鹿児島県田代町(現在の錦江町)にあった、公立中学校です。2005年(平成17年)に閉校していますが学校施設が現存し、2022年(令和4年)には、大原校復活祭が開催されるなど、公有施設として活用されています。
菅原神社(阿久根市) 社地に伝わる伝承は菅原道真公の怨霊の仕業か?
鹿児島県阿久根市波留に鎮座する菅原神社は、ミステリー性を秘めた神社です。菅原道真公をまつり、学問・受験の神さまとして地域で大切にされています。社地周辺は、戦国時代には荒廃し、大戦中には空襲に晒されています。