旧田原村役場 高千穂往還の宿場町・河内に残る洋館風木造庁舎
旧田原村役場(きゅうたばるそんやくば)というのは、かつて宮崎県西臼杵郡にあった村の庁舎です。田原村消滅後も、高千穂町役場田原出張所として活躍してきましたが、1978年(昭和53年)に役所としての役割を終えています。
廃墟、廃校、廃鉱山、廃工場など、遺構のタグ付き記事です。
旧田原村役場(きゅうたばるそんやくば)というのは、かつて宮崎県西臼杵郡にあった村の庁舎です。田原村消滅後も、高千穂町役場田原出張所として活躍してきましたが、1978年(昭和53年)に役所としての役割を終えています。
仙酔峡ロープウェイというのは、かつて熊本県阿蘇市にあった索道路線です。2010年(平成22年)の運休後、再開されることなく廃止されています。仙酔峡は阿蘇高岳の北側に位置する、ミヤマキリシマの名所です。かつては中岳火口までロープウェイで行くことができました。
上色見小学校は、かつて熊本県高森町にあった町立小学校です。現在も昔懐かしい木造校舎が残っています。保存状態が良いのは、阿蘇フォークスクールのおかげです。さらに、背景の根子岳も見応えがあります。
八野(はちや) 小学校は、かつて鹿児島県志布志市にあった公立小学校です。現在は学童クラブとして小学生が通うハイジの学校になっています。学童保育で使われる現役施設であるため、現役の小学校と変わりなく管理が行き届いています。
川内 (かわうち) 分校は、かつて熊本県水上村にあった岩野小学校の分校です。総面積の92%を森林が占める山村の分校でした。川内公民館となり長い年月が経っていますが、分校の存在をにおわせる遺構が残っていました。
阿蘇巨大観音像というのは、熊本県阿蘇市にある観音さまです。グーグルマップを操作中にみかけたので訪れてみました。現場へ行って見ると、 石碑には夢観音と書かれています。どうやら、古代の郷美術館の一施設です。
渡(わたり) 小学校は、熊本県球磨村の公立小学校です。令和2年7月豪雨で被災した校舎の解体が決まっています。渡小学校では校舎の1階の天井を越える高さまで浸水、体育館は濁流が床を持ち上げ、運動場には大量の土砂と立木が流れついています。
オーシャンドームというは、かつて宮崎市のシーガイアにあった大型室内プールです。シーガイアの中心施設として、1993年 (平成5年)にオープンしています。その計画はバブル期に策定されたもので、とても豪華な設備でしたが料金も高めでした。
神殿小学校は、かつて鹿児島県南九州市にあった公立小学校です。南薩縦貫道の開通で、校区内には南九州神殿インターチェンジができています。平屋建てで南向きのワイドな校舎が残り、神殿地区の風景にすっかり溶け込んでいます。
阿蘇山ロープウェイは、かつて熊本県阿蘇市にあった索道路線です。阿蘇山西駅と火口西駅を結び、火山活動の続く中岳火口を見学する観光客を運んでいました。最盛期には年間57万人もの人を運びましたが、噴火活動の活発化から、2014年(平成26年)8月を最後に運行できずにいました。
犬子迫(いぬこざこ)分校は、かつて波野村(現在の阿蘇市)にあった楢木野小学校の分校です。知る人ぞ知る、小説や映画の舞台となった学校です。1963年(昭和38年)の「広報くまもと」では、冬場は交通手段がなくなる「お山の分校」として紹介されていました。
大隅南小学校は、かつて鹿児島県曽於市にあった公立小学校です。2022年 (令和3年)に閉校したばかりで、現役時の姿がほぼそのまま残る段階で見ることができました。地域に根差した素晴らしい教育資産が使われなくなると思うと感慨深いものがあります。