鶴御崎(つるみさき)は、大分県佐伯市にある、九州最東端の岬です。
![鶴御崎 九州最東端の標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1980年代までは陸の孤島で、船で行くしかありませんでしたが、現在は車で行くことができます。
九州最東端
![日豊海岸国定公園 鶴御崎園地](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
九州最東端の地へ行くには、佐伯市街から30㎞ほど東へ進みます。
![鶴御埼灯台](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
目印は鶴御埼灯台です。
![鶴御崎 九州最東端へ降りる階段](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
灯台から断崖沿いの道を歩き、急な階段を降りるので、豪雨や強風の日は出直した方がよいでしょう。
![鶴御崎](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
天気の良い日に行くと、四国まで見通せる九州最東端ならではの大パノラマが広がります。
![九州最東端の案内標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御埼灯台
![鶴御埼灯台](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御埼灯台は、その名の通り鶴御崎にある灯台です。
![鶴御埼灯台 全景](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかし、どういうわけか「崎」の字が「埼」で表記されます。
![鶴御埼灯台から見た豊後水道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1981(昭和56年)に完成した灯台です。
![鶴御崎の断崖](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎のある鶴見半島は、リアス式海岸のため海岸は断崖が続きます。
![鶴御埼灯台の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎灯台も、海抜150mの高さに建てられています。
![大分県道604号梶寄浦佐伯線](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大分県道604号梶寄浦佐伯線が開通したのは、1982年(昭和57年)です。
![鶴御崎燈台開設道路 現在の佐伯市道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎燈台開設道路は県道開通に先駆け、1980年(昭和55年)に開通しています。
![下梶寄港](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
物資は下梶寄(しもかじよせ)港で陸揚げしたのでしょう。
![鶴御崎](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在は佐伯市道となっています。
![鶴御崎から見た四国](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
陸の孤島
![鶴御崎から見た米水津方向](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴見半島は、九州本土とつながってはいますが、県道が開通する昭和50年代までは、陸の孤島でした。
![鶴御崎から見た鶴見半島](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そのため、離島と同様の扱いをされていました。
![鶴御崎から見た佐田半島方向](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎の観光開発も、1980年代後半のバブル最盛期にはじまっています。
![鶴御崎の飲食店跡](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
その痕跡が沿道に残っています。
![鶴御崎自然公園 展望ブリッジ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎ミュージアムパークも、2006年(平成18年)までは有料でした。
![鶴御崎の飲食店跡](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
監視哨跡
![鶴御崎から見た四国方向](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎は、太平洋から、鎮守府のある呉軍港に通じる、豊後水道の南側の入口です。
![鶴御崎海軍望楼塔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1894年(明治27年)に日清戦争に先駆け、外国船の監視を行うための望楼塔(ぼうろうとう)が置かれました。
![鶴御崎海軍望楼塔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
正式には、鶴御崎海軍望楼塔といいますが、地元の人は監視哨(かんししょう)とよんでいます。
![鶴御崎海軍望楼塔の内部](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
当初は海軍施設だったのですが、第一次世界大戦後は、陸軍管理に変わっています。
![鶴御崎 砲台跡](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
第二次世界大戦がはじまると砲台が置かれ、監視所一帯には陸軍施設が建てられました。
![鶴御崎 兵舎跡への案内標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶴御崎はそもそも軍事拠点であり、観光のため行くような場所ではありませんでした。
![鶴御崎 砲台跡への案内標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![鶴御崎周辺マップ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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