岩瀬ダム 広大な野尻湖を形成

岩瀬ダムは、宮崎県小林市野尻町にある県営ダムです。

野尻湖

ダム自体はそう大きくありませんが、湛水面積は413haと大型ダム並みです。

山の中ではなく、丘の上にダムがあるため、ダム湖が大きくなったようです。

ダムよりも、ダム湖である野尻湖のほうが有名かもしれません。

国道268号線沿いに、「のじりこぴあ」というレジャー施設があります。

もちろん、ダム湖の野尻湖にちなんだものです。

国道沿いということもあり、小林市街や宮崎市から多くの人が訪れています。

「のじりこぴあ」に行かない人も、野尻湖は、国道から見えるので、比較的知られています。

一方、野尻湖が岩瀬ダムによる人造湖というのは、あまり知られていません。

岩瀬ダムの方は、観光要素もほとんどありません。

ただし、バス釣りの名所としては有名です。

ギャラリー

ダム本体です。ローラーゲートが2門、クレストゲートが1門見えます。

堤頂部は車で通行できます。

対岸は、都城市高崎町の苗水という地区になります。

けっこうな高さがあります。これ以上下を向くのはムリです。

ダムの横には、水没記念碑がありました。

書いてあるのは、岩瀬ダムにより水没した、地元の方の協力に感謝するような内容です。

ダムの管理所は、有人のようです。

ダムの管理所のところにある公園です。

トイレ以外は、何もありません。

公園の端の方には、コンクリート遺構があります。

かつては、何か建物があったのかもしれません。

ダムを建設するときには、現地にプラントを造り、現地生産しますので、こうした遺構群が残るのが普通です。

右岸に渡りました。

あいかわらず、ビビりまくって写真を撮っています。

右岸にも遺構がありました。地質調査かなにかした跡でしょうか?

発電所は、直下にあるようです。

下れば撮影スポットがあるのかもしれませんが、行きませんでした。

諸元

名称岩瀬ダム
場所宮崎県小林市野尻町東麓4818
水系大淀川
河川岩瀬川
型式重力式コンクリート
事業者宮崎県
施行者熊谷組
ダム湖野尻湖
目的洪水調節/発電
最高出力
(発電)
18,600kw
堤高55.5m
堤頂長155.0m
堤体積98千㎥
流域面積354.0㎢
湛水面積413ha
総貯水容量57,000千㎥
有効貯水容量41,000千㎥
着手/竣工1953/1967