鹿目(かなめ)の滝は3つの滝から構成されます。
鹿目川本流に平滝(ひらたき)とその下流の雄滝(おだき)、そして支流の雌滝(めだき)です。
平滝
平滝は鹿目川のいちばん上流にある滝です。
「滝の上」バス停のすぐ下に平滝があります。
車道から川側へ下るとすぐそこです。
うすい石が何枚も重なり合ってできた岩の表面を、水が岩を覆いながら流れる滝だそうです。
雄滝
雄滝と雌滝の入り口は、バス停より下流にあります。
こちらは車道から少し歩くことになります。
階段を下りきると木橋がありますので、鹿目川を渡ります。
橋から見えているのが雄滝です。
本流であり水流も多く、落差も36mと高いため、荒々しい滝となっています。
雌滝
雌滝までは橋から少し歩きます。
川沿いに東屋が見えますので、東屋の方の踏み分けを進みます。
渓流の河原に着きますので、河原を上流に向け登ると雌滝が見えてきます。
雄滝が荒々しいのに対し、雌滝は優雅な滝といわれています。
駐車場
どちらの遊歩道も入り口に駐車場らしきものはありません。
駐車禁止の標識もみあたりません。
車道が少し広くなっているところに停めるシステムになっているようです。
観光スポットなので、地元の方や人吉警察署も大目にみてくれると思います。
ただし、バスも通る道ですので、本線の通行を妨げないようにするのがマナーです。
運動靴が必要?
雄滝と雌滝の遊歩道は、コケの生えた階段や、山道と河原を歩きます。
それなりに動ける服装で臨んだ方がいいと思います。
オンシーズンはいうまでもなく夏です。
春は新緑が見れますし、秋は紅葉がきれいだと思います。
冬は冬で、寒いですが滝を独り占めできます。
場所 熊本県人吉市鹿目町