長野滝(ながののたき)というのは、鹿児島県薩摩川内市にある滝です。

NHKの大河ドラマ「西郷どん」のロケ地となって以降、注目された滝です。
避暑スポット

長野滝は、岩山の切れ目から水が流れ落ちる美しい滝です。

近くには霧のように粒の細かい水が宙を舞い、マイナスイオンが充満しているのがわかります。

夏に行きたい避暑スポットです。

滝の奥には洞穴が広がり、裏から滝を見ることができます。

入来町でもけっこうな山奥にあり、人の出入りは少ない滝でした。

訪れる際は、対向車が来ないことを祈りながら進むことになります。

西郷どんロケ地

長野滝は、2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地です。

第11話で、毒を盛られた島津斉彬公の無事を祈るため、 西郷どんが滝行を行うシーンが撮影されています。

ロケが行われたのは11月といいますので、 すでに水が冷たく感じる時期でした。

怨霊伝説

西郷どんのロケ以前の長野滝は、人の出入りは少なかったといいます。

知る人ぞ知る名滝でした。

地元の方によると、江戸時代以前は漸首や遺体を遺棄する場所だったといいます。

長野滝では刀や返り血を洗っていたと伝わります。

また、身投げ自殺などもあったとも伝わりますが、 すべて伝承であり文献はありません。

真偽はわかりませんが、現地では霊が目撃されているといいます。
- 首のない遺体
- 滝つぼから這いでる女性
明るい間に訪れることをおススメします。


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