中津道小学校は、かつて熊本県八代市坂本町にあった公立小学校です。
球磨川沿いにありますが、学校敷地からは、国道 219号線からながめる球磨川とはまた違った球磨川の景色が広がります。
中津道集落
国道219号線を人吉から八代方面に向かうと、球磨村から八代市坂本町へ入ります。
八代市に入って最初の集落が中津道です。
肥薩線の最寄り駅は、鎌瀬駅になります。
小学校は、国道から急坂を登り、球磨川をながめる高台に建てられています。
八竜小学校へ統合
旧坂本村は8小学校と1分校を抱えていました。
2006年(平成18年)に八代市との合併を前にした、2003年(平成15年)、村内の小学校を統合するために、八竜小学校を新設しています。
これにより中津道小学校は閉校となりました。
閉校後は、中津道社会教育センターとして利用されています。
校舎
広々とした敷地ですが、用地の確保も容易ではない球磨川沿いの崖地です。
通学路だった坂道を登っている間は、この上にこんな広い小学校用地があるとは思いませんでした。
小学校施設がそっくりそのまま社会教育施設として利用されているため、現役の小学校と見分けがつきません。
校庭の端から見る球磨川は絶景です。
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