名水さくらの雫は、熊本県八代市坂本町百済来上にある湧水地です。
鳥越峠
県道60号線を、八代市から芦北町に向って南下します。
八代市と芦北町は、鳥越峠が境界となります。
鳥越峠への上り坂に、湧水のタンクがみえます。
熊本県平成の名水100選
説明板によると、山の崩落を防ぐ目的で、地下水を抜き取るため45mボーリングをしたとあります。
湧水は干ばつでも枯れることなく、雨が降ってもにごらないそうです。
一帯に桜の木を350本植えてあります。
将来は桜の名勝地となりますので、この水を「名水さくらの雫」と名づけたということが書いてありました。
「名水さくらの雫」は、百済木川源流水とありますが、百済来川の水源よりさらに高いところにあります。
平成22年に熊本県平成の名水100選に選定されています。
ししおどし
入り口には、花見用?のベンチがありました。
その下には「ししおどし」が・・・
通常はこの状態です。
水がたまると、上部が重みで傾きます。
水を吐き出したあと、「コットン」といい音を立てて、通常の状態へ戻ります。
現地の案内板です。
名水は、どんどん流れだしています。
けっこうな水量が湧き出ているようです。