東光寺八幡神社 東光寺地区へ勧請された宇佐八幡

東光寺八幡神社は、熊本県球磨郡多良木町大字黒肥地の東光寺地区にある神社です。

東光寺地区

東光寺というのは、このあたりの地名です。

地名は仏教寺院の東光寺にちなむものです。

東光寺八幡宮は、仏教寺院の東光寺と関係するものではありません。

東光寺八幡神社

創建年代は残念ながら不明です。

1260年に相良頼氏(よりうじ)が、再興したとされています。

現在の拝殿は、1493年、戦国時代に建てられたものです。

実は本殿であったものを、1889年(明治22年)に拝殿として転用したものです。

現存する本殿は、この時建造されたものとなります。

2015年(平成27年)に、多良木町により有形文化財として指定されています。

1889年(明治22年) 建造の本殿です。

境内の広場です。

スギが大径化しています。

境内から見た鳥居です。

文化財指定の標柱です。

ご祭神

ご祭神は宇佐八幡と同体とされています。

宇佐八幡とは、大分県宇佐市の宇佐神宮のことです。

全国に44,000社あるといわれる、八幡宮の総本社です。

ご祭神は3柱です。

主祭神は、八幡大神(はちまんおおかみ)ー 誉田別尊(ほむたわけのみこと)すなわち応神天皇のことです。

配神のひとつは、比売大神 (ひめのおおかみ) ー 宗像三女神(多岐津姫命(たぎつめひめのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひものみこと)・多紀理姫命(たきりびめのみこと))です。

もうひつの配神が、 神功皇后 (じんぐうこうごう)ー 息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)です。

場所 熊本県球磨郡多良木町大字黒肥地