津森神宮は、熊本県上益城郡益城町にある神社です。
![津森神宮](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
境内は、熊本空港南西部に位置する神域となっています。
ご祭神
![津森神宮 入口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神武天皇・・・わが国の初代天皇です。
![津森神宮 参道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
540年、当時の国司、藤原法昌の前に、神武天皇のご霊体が現われました。
![津森神宮 周辺の景色](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神武天皇の神勅により創建されたと伝わります。
![津森神宮 境内の森](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
このとき、一帯は海の津(船着き場)でしたが、みるみるうちに森となったと伝わります。
![津森神宮 鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
津森という地名は、この伝説にちなむものです。
![津森神宮 鳥居の扁額](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
楼門のある神社
![津森神宮 楼門](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
楼門は、もともとは仏教寺院の山門として建てられていた建造物です。
![津森神宮 楼門の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神仏習合の時代を経て、神社でも見られます。
![津森神宮 楼門](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ただし、多くの神社は楼門を持ちません。
![津森神宮 狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
津森神社のように立派な楼門を持つ神社は少数派です。
![津森神宮 狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在の楼門は、1881年(明治14年)、西南戦争後に建てられたものです。
![津森神宮](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
津森神宮のシンボル的建造物です。
![津森神宮 楼門内部](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
七五三の石段
![津森神宮 七五三の階段](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
参道の石段は、社殿から「七段→五段→三段」という順番で組まれています。
![津森神宮 境内図](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この石段を登った子供は、病気をせずすくすく育つといわれています。
![津森神宮 旧鳥居の額石](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
楼門の前にあるのは、旧鳥居の土石台と額石です。
![津森神宮 旧鳥居の土石台](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1991年(平成3年)の台風で倒壊するまで、数百年もの間たち続けていた鳥居のものです。
![](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご神木
![津森神宮 ご神木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
津森神社には樹齢500年を超える大木が、森となっています。
![津森神宮 手水舎と社殿前の2本の銀杏](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿前の2本の銀杏の間を、男女で手をつないで通ると、いつまでも幸せに過ごせるといわれています。
![津森神宮 ご神木の銀杏](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
銀杏の大木には、夜泣き貝が住んでいます。
![津森神宮 夜泣き貝の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この貝を一対(2個)、赤ん坊の枕の下に置くと、夜泣きしなくなるといわれています。
![津森神宮 銀杏](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
夜泣きがとまったら、願解きとして貝を戻さないとご利益がなくなるとされています。
![津森神宮 社務所と銀杏](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿
![津森神宮 拝殿前の銀杏](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
拝殿
![津森神宮 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
主祭神をまつる拝殿です。
![津森神宮 拝殿内の大絵馬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
拝殿でお参りした後は、右回りに境内を周ります。
![津森神宮 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
本殿
![津森神宮 本殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
主祭神のご神体が収まる本殿です。
![津森神宮 本殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
福島の滝桜
![津森神宮 福島の滝桜](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
東 の滝桜 とは、日本大震災復興のシンボルである、福島県三春町のしだれ桜です。
![津森神宮 福島の滝桜の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
東末社
![津森神宮 東末社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
東末社のご祭神は、3柱です。
天照皇大神(あまてらすおおのかみ) | 開運・勝負運 |
倉稲魂命(うがのみたまのみこと) | 農耕・商工 |
十一面観音(じゅういちめんかんのん) | 無病息災・財福 |
![津森神宮 東末社の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神輿殿
![津森神宮 神輿殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神輿殿には、毎年10月30日に行われる、「お法使(ほし)祭り」で使われる、神輿が展示されています。
![津森神宮 神輿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
荒っぽく扱われるため、毎年修理をしています。
![津森神宮 神輿の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水神さま
![津森神宮 水神さま](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
本殿裏の湧水池には、弥都波能売神(みずはのめのかみ)がまつられます。
![津森神宮 水神さま](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水神さまの社は、人吉市にある球磨工業高校の伝統建築コースが造営したものです。
![津森神宮 水神さまの社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神さまの避難所
![津森神宮 神さまの避難所(防空壕)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
本殿の裏山には、防空壕が掘られています。
![津森神宮 神さまの避難所(防空壕)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大戦中に、空襲からご神体を守るため設けられたものです。
![津森神宮 神さまの避難所(防空壕)の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
西末社
![津森神宮 西末社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
西末社は、願かけの社です。
![津森神宮 西末社は願かけの社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご際神は8柱です。
![津森神宮 西末社のご祭神](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
高産日神(たかみむすびのかみ) |
神産日神(かみむすびのかみ) |
魂留産霊神(たまつめむすびのかみ) |
生産霊神(いくむすびのかみ) |
足産霊神(たるむすびのかみ) |
大宮売神(おおみやのめのかみ) |
事代主神(ことしろぬしのかみ) |
御膳神(みつけかみ) |
![津森神宮 西末社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お法使祭り
![津森神宮 境内](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お法使(ほし)祭りというのは、津森神宮の例祭です。
![津森神宮 猿田彦太神の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、猿田彦命(さるたひこのみこと)の案内で、この地に降臨しました。
以来、津森神宮周辺の12地区を1年毎に巡礼するようになりました。
![津森神宮 絵馬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そのため、天宇受売命 (あめのうずめのみこと) はご神体を持たず、毎年仮屋住まいとなっています。
![津森神宮 椋(むく)のご神木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
一方、津森神宮では国司の藤原法昌が、大祭が滞りなく行わるように天皇の使いを参詣させていました。
この使者を、魔除けの力を持つ使者「お法使(ほし)」という最高の敬称を付け迎えていました。
![津森神宮 椋(むく)のご神木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お法使は、津森神宮の大祭の翌日、周辺の12地区を巡行していました。
![津森神宮 古くに奉納された石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
津森神宮の創祀以来続いた2つの伝統が、13世紀半ばに定着し、お法使祭りとなっています。
いまや、町を越えて行わる大祭となっています。
![津森神宮 ご神木の森](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
次の地区の仮屋へ移動する際は、ご神体は神輿で移動します。
神輿には、ご神体が乗っているはずなのに、どういうわけか神輿を田畑に投げ込む風習となっています。
12地区
御船町・・・5地区
平田上・平田下・田原・小谷・杉堂
![津森神宮 手水鉢](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
西原町・・・3地区
瓜生迫・(秋田・土林)・(星田・門出・田中)
![津森神宮 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
菊陽町・・・4地区
戸次・馬場備・曲手・辛川
![津森神宮 社標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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