安牧(やすまき)神社は、熊本県球磨郡湯前町にある、牛馬の守り神として知られる神社です。
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牛馬の神様
その昔、牛や馬は農家にとって、とても重要な存在でした。
- 効率的に田畑を耕すため
- たい肥を作るため
- 売買により収入を得るため
牛馬は農業の発展に、とても重要な役割を果たしてきました。
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現在は、牛や馬を飼うのは、和牛の繁殖業や肥育業、酪農業を営む農家に限られてきました。
農業機械が普及するまでは、農家に家畜舎があるのは日常の光景でした。
ご利益
畜産、酪農の繁栄のほかに、五穀豊穣にご利益があるといわれています。
家畜を飼わなくなった現代農業ですが、安牧神社に行くと、参拝されている方をよく見かけます。
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現在でも、球磨郡の農家の方の信仰を集めていることがよくわかります。
ご祭神
ご祭神は、大宣都比売神(おおげつひめ)となります。
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日本神話に登場する、農業を司る神さまといわれています。
由来
創建年代は不詳とされています。
五木村の地頭、土屋平兵衛が創建したことはわかっているようです。
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牧場が安らかであるように、安牧神社と名付けられたといいます。
境内
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鳥居は1ヶ所です。入り口に迷うことはないと思います。
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手水は、座ってくつろぐ牛さんです。
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拝殿です。
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拝殿の横にも、くつろぐ牛さん、神様の使いも牛さんです。
狛犬ならぬ、狛牛です。
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摂社の稲荷大明神です。
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畜魂碑と刻まれています。
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奉納された石碑群を見ると・・・
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球磨郡内各地から、信仰を集めていることがよくわかります。
場所
このあたりは、球磨川の右岸は水上村、左岸は湯前町となります。
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住所は湯前町なのですが、水上村を通らないとたどり着けません。
場所は、水上村立水上中学校の入り口になります。
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水上中学校のあるところも、もともとは湯前町だったそうです。
しかし、生活圏も経済圏も水上村の範囲内であるうえ、中学校までできたため、湯前町から譲ってもらったと聞いたことがあります。
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安牧神社は、奥球磨ループ橋を目印にするとわかりやすいです。