永尾剱(えいのおつるぎ)神社は、熊本県宇城市不知火町にある神社です。
![永尾剱神社 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
SNSでは、海中鳥居が投稿されているのをよく見かけます。
由緒
![永尾剱神社 国道266号線の永尾集落](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
716年の元命天皇の勅願で、創建された神社です。
![永尾剱神社 国道266号線の永尾集落](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神である海童神(わだつみのかみ)が、「えい」の背中に乗って鎮座されたと伝わります。
![永尾剱神社 産交バス永尾バス停](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
まず、鎌田山を「えい」の形に見立てます。
![永尾剱神社 社名の由来となった鎌田山と周辺の地形](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
すると、神社の場所がちょうど「えい」の尾の剱の位置になります。
![永尾剱神社 参道入口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
海童神は、ほんとうは宇土半島を乗り越えるつもりでした。
![永尾剱神社 参道の鐘](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかし、陸に上がってしまったため、そのまま永尾に鎮座したと伝えられています。
![永尾剱神社 集落側参道 二の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
地名の永尾(えいのお)も、この故事からきています。
![永尾剱神社 集落側参道の石祠と石像](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
不知火
![永尾剱神社 不知火海側参道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
不知火というのは、不知火海(八代海)に表れる、蜃気楼の一種です。
![永尾剱神社 不知火海側参道入口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
近づくと火が遠ざかり、決して近づくことができなかったため、昔は怪火とされました。
![永尾剱神社 不知火海側参道の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
永尾剱神社では、毎年旧暦の8月1日に「八朔祭り」が開催されます。
![永尾剱神社 不知火海側参道の鳥居の扁額](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
まさにこの日が、不知火の出現する日であり多くの人が集まります。
![永尾剱神社 境内から見た不知火海](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
不知火は、境内が絶好の観覧ポイントになります。
![永尾剱神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ただし、出現にはさまざまな条件があり、毎年必ず見ることができるものではありません。
![永尾剱神社 不知火現象観望地の説明](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![不知火](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
海の鳥居
【永尾神社 海中鳥居】
— あかめさん (@Akamesan) October 1, 2017
鳥居だけじゃなく灯籠がいいですよね~(´▽`) pic.twitter.com/f8qLXYdCiR
海中鳥居は、SNSでよく見かける撮影スポットです。
![永尾剱神社 海中鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
撮影は、満潮前後がおススメです。
![永尾剱神社 海中鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
海童神(わだつみのかみ)、不知火海から上陸し鎮座されたという言い伝えから、海に鳥居が建ちます。
![永尾剱神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿も不知火海を向いて建てられています。
![永尾剱神社 集落側参道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
集落の参道は、国道266号線から続いていますが、社殿の裏側につながっています。
![永尾剱神社と不知火海](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神
![永尾剱神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
海童神(わだつみのかみ) ・・・ 主祭神となります。
![永尾剱神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
- 菅原道真公(すがわらみちざねこう)
- 大山住神(おおやまつみのかみ)
- 大皇産霊神(たかみむすびのかみ)
- 小一領神(こいちりょうのかみ)
![永尾剱神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
4柱を配祀します。
![永尾剱神社 由緒](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご利益
![永尾剱神社 絵馬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
胃腸病にご利益があることで有名です。
![永尾剱神社 海中鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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