ヘルメット地蔵というのは、宮崎県高千穂町にあるお地蔵さんです。
![ヘルメット地蔵 クローズアップ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
名前の通り、いつもヘルメットをかぶっています。
なぜヘルメット?
![ヘルメット地蔵 右横顔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
宮崎県に、ヘルメットをかぶったお地蔵さんがいるという話をききました。
![ヘルメット地蔵 右斜め前](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
調べてみると、全国にはヘルメットかぶるお地蔵さんが、少数ですがいらっしゃるようです。
![ヘルメット地蔵 右斜め前アップ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
宮崎県のヘルメット地蔵は、元祖といってもよいほど、かなり以前からヘルメットをかぶっていたようです。
![ヘルメット地蔵 正面](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ネット上では、「近くで落石があった時に無傷だったために、いつの頃からか被せられた」と言及されています。
![ヘルメット地蔵 左斜め前](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかも、古くなると新調し、ずっとヘルメットをかぶってきたことがわかりました。
![ヘルメット地蔵 左横顔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
上岩戸
![自然豊かな高千穂の山里 「上岩戸」](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ヘルメット地蔵がいらっしゃるのは上岩戸です。
![上岩戸大橋の観光案内板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
上岩戸というのは高千穂町の東北部で、岩戸川の上流域になります。
![宮崎県道7号緒方高千穂線 標識](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
岩戸から大分県境へ向かう、宮崎県道7号緒方高千穂線を北へ向かいます。
![上岩戸の棚田](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
だんだん道が細くなり、切り立った山に棚田が現れます。
![上岩戸の岩戸川](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
岩戸川は深い谷の底を流れます。
![上岩戸の風景](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
なんというか、雲の上に人が住んでいるような感じです。
![上岩戸の県道7号線](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
落石注意
![ヘルメット地蔵のカーブミラー](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
さらに岩戸川沿いの斜面を走ると、ほぼ垂直なのり面が現れます。
![高千穂ふれあいバス 滑戸バス停](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
バス停には「滑戸」と書いてあります。戸も石も滑り落ちそうな場所です。
![高千穂ふれあいバス 滑戸バス停前の倉庫](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
落石があったのか、倉庫の屋根も滑り落ちています。
![ヘルメット地蔵のある場所](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
道路が改良され広くなっていますが、改良前は車も離合できないような狭い道でした。
![ヘルメット地蔵ののり面](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ヘルメット地蔵は、この斜面の下で過ごしながらも、ずっと無事でした。
![ヘルメット地蔵ののり面](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
よく見ると、いつ石が落ちてきてもおかしくありません。
![ヘルメット地蔵から見上げたのり面](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
なるほど、自らの身を守るため、ヘルメットが必要なのがよくわかりました。
![ヘルメット地蔵](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![ヘルメット地蔵](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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