岩屋公園は、鹿児島県南九州市にある市営公園です。
清水摩崖仏周辺に整備され、京都の銀閣寺を彷彿とするサクラノヤカタが建てられています。
清水摩崖仏
川辺は古くから仏教の盛んな地でした。
1130 年に川辺へやってきた平家の残党・平道房をはじめ、地頭である川辺氏が熱心に仏教を広めたためです。
清水摩崖仏(きよみずまがいぶつ)には、仏像よりは五輪塔や梵字が多いのが特徴です。
さらには、宝篋印塔(ほうきょういんとう)が彫られています。
宝篋印塔というのは、鎌倉時代以降に、墓碑や供養塔などに使われた仏塔です。
古くは平安時代から彫りはじめられ、鎌倉時代から明治時代にかけて彫り進められたといわれています。
肉眼では見えませんが、赤外線調査により5000文字におよぶ梵字が彫られているのがわかっています。
サクラノヤカタ
サクラノヤカタは、京都・慈照寺の観音殿 通称: 銀閣寺を模したものです。
薩摩の銀閣寺の異名を持ち、内部はカフェになっています。
銀閣寺へ行ったことはないにしても、社会の教科書などで一度は目にしています。
周辺の風景といっしょに実物を見ると、その美しさにおどろきます。
公園には万之瀬川が流れています。
広場や遊具それにキャンプ場や流水プールがあり、子ども連れやペット連れもいっしょに遊ぶことができます。
花木の管理も行き届き、昼間はたくさんの人が集う美しい公園です。
怪しいうわさ
実はマニアの間では、清水摩崖仏は南九州市の心霊スポットのひとつといわれています。
- 夜になるとどこからともなくお経が聞こえてくる
- 崖を見つめる霊とおぼしき男女をみた
- 崖の前に立つ鎧武者をみた
夜になると摩崖仏には、仏教信者の霊が集まってくるといわれています。
さらには、崖にいたずらをしようとすると、崖に吸い込まれるというウワサがあります。
複数の人々がうごめいているように見える部分は、内部に吸い込まれた人々といわれています。
さらに岩屋公園にも、自殺者の霊が出るというウワサがあります。
- トイレで女性の霊を見た
- 女性の首に追いかけられた
- 白いモヤのようなものに追いかけられた
駐車場は夜になると施錠されます、閉じ込められないようにしましょう。
3月~11月 | 6:00~22:00 |
12月~2月 | 7:00~21:00 |
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