神川大滝は、鹿児島県肝属郡錦江町にある滝です。
周辺は神川大滝公園として整備されています。
県内屈指の大滝
国見山の原生林を流れる、神之川の浸食でできた滝です。
落差25m、幅35mの大スケールで、駐車場からもそんなに歩くことはありません。
神川大滝の特徴は次の通りです。
- 水量が多い
- 滝の近くまでの遊歩道
- 大滝橋から大滝を見下ろせる
滝つぼの近くまで近づくことができるため、大迫力で大滝が楽しめます。
滝に近づくと、水しぶきが飛んできます。
神川大滝公園
神川大滝のすぐ下流に、神川大滝公園が整備されています。
公園内の配置図です。
駐車場から、大滝は見えません。
公園内でいちばんインパクトがあるのは、赤いらせん階段です。
らせん階段を上ると、頭上に見える「神之川虹のつり橋」へ行くことができます。
もちろん、高いところが苦手な方は、上る必要はありません。
ただし、車で虹の大つり橋の対岸に行こうとすると、すごい大回りを強いられます。
「見たことのない、丈の長いコケが生えているなあ」と思っていると・・・
日本本土では、鹿児島県と宮崎県にしか自生しない「カワコロモ」という草でした。
神川七滝
神之川水系には、神川大滝のほかにも多くの滝があります。
そのうち代表的な7つの滝を、神川七滝といいます。
神川七滝の地図は、こんな感じです。
それぞれの滝は、七福神に守られているという伝説があります。
そのため、七福神になぞらえてサブネーミングされています。
神川大滝 | 恵比須の滝 | |
神川小滝 | 弁財天の滝 | |
雨後の滝 | 毘沙門天の滝 | 整備計画中 |
長次郎の滝 | 福禄寿の滝 | |
小便の滝 | 大黒天の滝 | |
松尾の滝 | 布袋尊の滝 | 整備計画中 |
桂牧の滝 | 寿老人の滝 | 整備計画中 |
現在のところ、滝までの道が整備されているは4つの滝です。
残る3つの滝にたどり着く道も整備が計画されています。
神川大滝公園内では、神川大滝と神川小滝を見ることができます。
公園までの道の途中に、長次郎の滝と小便の滝があります。
全七滝の遊歩道が整備されたら、迷わず再訪します。
大滝の茶屋
神川大滝公園の中にあるお店です。
季節を問わず、ソーメン流しがおススメです。
唐揚げやヒラマサ丼とのセットが高評価を得ています。
早朝に訪れたため、残念ながら開店前でした。
2021年(平成3年)シーズンは、コロナ対策で建物外での営業です。