輝北(きほく)天球館というのは、鹿児島県鹿屋市にある天文台です。
輝北うわば公園のランドマークとして、強烈なオーラを放ちます。
芸術的建築の天文台
輝北天球館の4階には、天体観測ドームがあります。
置かれているのは、鹿児島県内最大の、口径65cmカセグレン式反射望遠鏡です。
晴れた夜はもちろん、昼間も1等星を見ることができます。
観測室は狭いので、同時入室は10名が限度です。
天体観望は完全予約制で、夕方6時現地予約のみとなります。
| 開館時間 | 水・木曜日 午前10時～午後6時 金・土・日・祝祭日 午前10時～午後10時 |
| 休館日 | 月・火曜日（祝祭日の時は開館・代休：水曜日） |
| 入館料 | 大人[高校生以上] 520円 小･中学生 310円 |
高崎正治(1953～)
なんとも斬新な建築物ですが、設計したのは鹿児島県出身の建築家、高橋正治さんです。
過疎高齢化の進む町を「星空の美しい町」として世界に情報発信しているこの建築は、高原のもつ土地の精神性と融合して宇宙への想像を喚起し、広域に存在する聖地と呼応し、過疎に苦しむ地域のコミュニティーの活性化と交流を願って造られた。
わかるようなわからないような・・・
素人目にはめちゃくちゃ複雑な造りで、話題性は十分です。
その期待通り、オープン当初は半年で約3万人もの人が訪れています。
熊本県の玉名市にも、高橋さんが設計した建築物があります。
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輝北うわば公園
輝北天球館は、輝北うわば公園内にあります。
姶良カルデラの外輪山に位置し、標高550ｍの高原の公園です。
キャンプ施設のほか、アスレチック広場や散策コースが整備されています。
旧輝北町時代に、環境庁の星空継続観察で、四季連続日本一星空がきれいに見えるところとなっています。
輝北天球館は、これを記念して、1995年（平成7年）にオープンしたものです。
名実ともに、日本一星空がみえる公園のシンボルとなっています。
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