宮崎市清武町には、毎年ひまわり畑が出現します。
例年の見ごろは10月下旬から12月となります。
季節外れのひまわり
宮崎県道 338 号線大久保木崎線を通り、宮大病院入口交差点に差し掛かると、ひまわり畑が現われます。
ひまわりといえば、夏に咲く花というイメージがあります。
しかし、清武のひまわり畑が現われるのは晩秋から初冬にかけてとなります。
それは、ひまわり畑が本来は田んぼだからです。
8月に稲刈りが終わった後に、ひまわりのタネがまかれます。
猛暑にひまわり畑に入るより、過ごしやすい気候になってからひまわりを見ることができるため、かえって好評です。
発芽するひまわりは30万本とも50万本ともいわれています。
さらに一部にはコスモスのタネがまかれています。
ひまわり畑では、黄色とピンクのコントラストを楽しむことができます。
清武地域まちづくり協議会が、「環境美化」の一環として取り組んでいる事業です。
訪れた日は11月も終盤で季節は冬なのですが、多くの人がひまわり畑を楽しんでいました。
学園都市
清武町は、最近まで独立した地方自治体でした。
2010年(平成22年)、に宮崎市へ編入合併しています。
1965年(昭和40年)に、宮崎学園短期大学が開学したのをきっかけに、大学のキャンパスが置かれます。
1974年(昭和49年)に宮崎大学医学部、1994年(平成6年)には宮崎国際大学が開学しています。
※ 大学名はいずれも現在の名称です。
清武町は、宮崎都市圏内で学園都市としての様相を呈したことで、1960年と比較し人口も3倍近くに増加しています。
場所 宮崎県宮崎市清武町木原
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