水沼神社は、宮崎県児湯郡新富町にある神社です。
社殿は一面にハスが広がる、湖水ヶ池のほとりにあります。
湖水ヶ池
水沼神社のご神体は、拝殿の後ろに広がる湖水ヶ池です。
湖面にはハスが育っています。
ハスの花の見ごろは例年7月から8月上旬です。
江戸時代に第7代高鍋藩主、秋月種茂が農民のために大和国(現在の奈良県)から種を持ち帰り植えたのがはじまりと伝えられています。
湖水ヶ池のハスは、現在農業用に普及しているハスではなく、古くから在来種です。
もちろんレンコンは食べることができ、10月から3月が収穫期となります。
ただし、収穫できるのは水沼神社の氏子に限られます。
湖水ヶ池の周囲は約1kmで、遊歩道が整備されています。
鳥居
一の鳥居
一の鳥居は国道10号線沿いです。
水沼神社まで参道が続きます。
途中、日豊本線を横切ります。
水神(すいじん)踏切といいます。
二の鳥居
駐車場のとなりにある鳥居は二の鳥居です。
ここから、車両は通れません。
三の鳥居
大きな石灯籠そして狛犬、手水舎を通り過ぎます。
社殿の入口にあるのが、三の鳥居です。
狛犬
なんとも愛嬌のある表情の狛犬です。
阿形の狛犬は、これ以上はムリというほど口を開けています。
吽形の狛犬は、冷静ですが愛嬌のある表情をしています。
このまま連れて帰りたくなる、表情がステキな狛犬です。
三の鳥居の両脇には、新しい狛犬がいます。
ご祭神
- 水波能女神(みずはのめのかみ)
- 闇淤加美神(くらおかみのかみ)
- 鳴雷槌神(なるいかづちのかみ)
ご祭神は2柱が水の神さまで、1柱が雷の神さまです。
農耕の神さまであり、水難除けの神さまとして信仰されています。
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