登立天満宮は、熊本県上天草市大矢野町にある神社です。
![登立天満宮 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
夏祭りでは、大宰府天満宮を彷彿とさせる、ウソ替え神事が行われています。
駐車場
![登立天満宮 車道の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
周辺は市街地となっていて、参拝用に駐車場が用意されているわけでもありません。
![登立天満宮 境内に入る車道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鳥居横の路地を奥に進めば、道は狭いですが社殿の横を通り、境内に入ることができます。
![登立天満宮 車道の奉賛記念碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿前まで、車を入れさせてもらいました。
![登立天満宮 社殿横の車道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鳥居
![登立天満宮 一の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
一旦石段を下りて、参道入口の鳥居を見てみます。
![登立天満宮 一の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
一の鳥居をくぐると、神域が広がります。
![登立天満宮 狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
それもそのはず、1656年までは石段の下に社殿がありました。
![登立天満宮 狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
二の鳥居との間に、古い狛犬や灯籠が並んでいます。
![登立天満宮 一の鳥居と狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
狛犬は、南九州ではあまり見たことのない姿をしています。
![登立天満宮 旧社殿のあった広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
船つなぎの木
![登立天満宮 船つなぎの木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鳥居の横の木には、舟つなぎの木と書かれた標柱が立てられています。
![登立天満宮 船つなぎの木の標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
昔はこの辺まで海であり、大矢野島と本土を結ぶ交通の拠点でした。
![登立天満宮 船つなぎの木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
来航した船を係留していた木であったため、舟つなぎの木と名付けられています。
![登立天満宮 船つなぎの木の横の狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
このあたりが市街地となっているのは、かつて交通の要衝として栄えたためです。
![登立天満宮 船つなぎの木の横の狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神門
![登立天満宮 二の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
二の鳥居の先が石段です。
![登立天満宮 参道の石段](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
石段の先に神門が見えています。
![登立天満宮 神門](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神門をくぐると、広い境内が広がります。
![登立天満宮](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿の前が広場になっていて、奥に社殿が構えます。
![登立天満宮 手水舎と神門](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
左が手水舎で、右が今通った神門です。
![登立天満宮 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿
![登立天満宮 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大矢野島の郷社にふさわしい、大きな社殿です。
![登立天満宮 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
こちらが拝殿です。
![登立天満宮 本殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そして本殿です。
![登立天満宮 境内のソテツ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
御神牛
![登立天満宮 御神牛](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
天満宮のお神使いは牛です。
![登立天満宮 御神牛](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかも、臥牛(ふせうし)といって、横たわった姿をしています。
![登立天満宮 御神牛](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
道真公のご遺骸を運ぶさい、車を運ぶ牛が座り込んで動かなくなった故事にちなんでいます。
![登立天満宮 御神牛](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿の周囲には、歴代の奉納された御神牛(ごしんぎゅう)が横たわります。
![登立天満宮 御神牛](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神
菅原道真公
![登立天満宮 絵馬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
いわずと知れた学問の神さまです。
![登立天満宮 説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ウソ替え神事
ウソ(鷽)というのは鳥の名前です。
登立天満宮では、毎年7月24日に開催される夏まつりで、「鷽替(うそかえ)」が行われます。
![登立天満宮 旧境内](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
参加者は台座に番号が書いてある、木鷽を買います。
![登立天満宮 船つなぎの木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
「替えましょう」の合言葉とともに、お互いの持つ木鷽を交換します。
![登立天満宮](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
最後に持っていた木鷽の番号で抽選が行われ、豪華景品が当たるというものです。
![登立天満宮](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
道真公が大宰府にいたとき、熊バチに襲われました。
![登立天満宮 参道の石段](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
このときウソが現われて、ハチを追い払ったという故事にちなむものです。
![登立天満宮 ソテツ越しに見る社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
以来、天満宮の使いの鳥といわれています。
![登立天満宮 摂社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ウソ替えは、鷽が嘘に通じることから、前年に起きた災厄をウソとし、本年が吉となることを願っています。
![登立天満宮 摂社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
登立天満宮の木鷽は、地元の大工さんが造っています。
太宰府木うそ保存会 登立天満宮の木ウソ
ひとつひとつに、微妙な個体差があるのが特徴です。
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