尾崎小学校は、かつて熊本県球磨郡山江村山田にあった、村立小学校です。
尾崎集落
尾崎小学校は、県道262号相良人吉線を、山田川沿いにさかのぼります。
山田地区の北部に、尾崎集落はあります。
奥の山を越えると、相良村の四浦地区なのですが、県道は開通していません。
相良人吉線という名称なので、以前は延伸し相良村へつなげる予定だったのだと思います。
国道445号線の改良が進んだ現在、相良人吉線の延伸計画はないのかもしれません。
校内
体育館は、閉校当時のものだと思います。
今は、尾崎集落センターとして使われています。
校門の表札も、尾崎集会所へ変えられています。
右側の建物は、当時の校舎だと思います。
集会所の一部として、維持管理されているようです。
尾崎小学校は、1975年(昭和50年)に閉校しています。
最後の在校生も、全員50歳を過ぎています。
あと50年もすれば、この場所が小学校だった姿を知るものは、ほとんどいなくなるのだと思います。
1976年(昭和51年)、閉校して1年後の航空写真です。
こちらが、現在の衛星写真です。
建物の配置といい、形といい、当時のままです。
小学校があった形跡も、しっかり残っていました。
沿革
1874年(明治7年) | 寺の下小学校尾崎支校として創立 |
1884年(明治17年) | 山田小学校尾崎支校へ改称 |
1889年(明治22年) | 尾崎尋常小学校として独立 |
1913年(大正2年) | 尾崎尋常高等小学校へ改称 |
1941年(昭和16年) | 尾崎国民学校へ改称 |
1947年(昭和22年) | 山江村立尾崎小学校へ改称 |
1975年(昭和50年) | 山田小学校へ統合、閉校 |
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