大津オートバイ神社は、熊本県大津町の道の駅大津のなかにある神社です。

熊本県初のオートバイ神社であり、立地的にもツーリングライダーの拠点となっています。
全国オートバイ神社

日本二輪車文化協会では、ツーリングライダーの拠点として、全国にオートバイ神社を認定しています。

大津オートバイ神社は全国で19番目、九州では4番目に認定されたオートバイ神社です。

第14号 | 精矛オートバイ神社 | 鹿児島県姶良市 |
第15号 | 檍(あおき)オートバイ神社 | 鹿児島県曽於市 |
第18号 | 熊野オートバイ神社 | 宮崎県宮崎市 |
第19号 | 大津オートバイ神社 | 熊本県大津町 |
ツーリングライダーの安全を祈願します。

生粋のオートバイ神社

九州のオートバイ神社は、これまで元々からあった宗教上の神社が認定されてきました。

ところが大津オートバイ神社は、ツーリングライダーのために新しく生まれた神社です。

2022年(令和4年) に、道の駅大津に鎮座しました。

大津町には本田技研工業の二輪車生産拠点、熊本製作所があります。

熊本のモータースポーツ拠点、HSR九州があるのも大津町です。

しかも、ツーリングライダーの聖地・阿蘇の玄関口となる立地です。

熊本県初のオートバイ神社としてふさわしい立地条件です。

肥後おおづ観光協会では、「ゲートウェイタウンOZU」と題し、二輪を看板商品としたまちづくりをしています。

ご祭神


ご祭神の CB1300 はご神体でもあります。

CBといえば、ホンダが世界一のオートバイメーカーとなる礎を築いたモデルです。
CB1300は、CBシリーズの流れを今に継承する、フラッグシップモデルです。

しかも、この由緒正しきバイクは、新車なのだとか・・・

オーナーはもちろん、メーカーの本田技研工業です。

道の駅大津

道の駅大津があるのは、九州を横断する大動脈国道57号線沿いです。

熊本市から阿蘇市へ向かう途中であり、ミルクロードの入口です。

熊本地震以降は、北側復旧ルートの入口にもなっていて、阿蘇の先は大分県や宮崎県に至ります。

多くの人が立ち寄るため、営業時間中の駐車場利用は、2時間以内というローカルルールがあります。


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