六嘉(ろっか)神社は、熊本県嘉島町にある神社です。
例祭で奉納される独特の獅子舞で、その名が知られます。
由緒
704年、阿蘇宮司家三宮氏の祖 宇治末延公が、所領としていたこの地に勧請したものと伝わります。
もちろん阿蘇神社の流れを汲み、のちの肥後国領主からも崇敬され、社殿用材の寄進を受けています。
六嘉の獅子舞
六嘉神社は、10月17日の例祭で奉納される獅子舞で知られています。
20mの柱に、雄雌の獅子が交互に登って、先端につけられたボタンの花を投げる、全国でも独特な舞です。
地域で何百年も伝承される恒例行事であり、熊本県の重要無形文化財として指定を受けています。
六嘉村
現在は嘉島町といっていますが、1955年 (昭和30年)まで町域には、六嘉村と七島村という2村が存在していました。
2 村合併時に、各村名から1文字づつ取って嘉島村というネーミングになっています。
六嘉神社の近くにある嘉島東小学校の前身が、六嘉小学校です。
ご祭神
主祭神:健磐龍命、阿蘇都姫命、国龍大神、比咩御子神、彦御子神、若比咩神、新彦神、新比咩神、若彦神、弥比咩神、国造速瓶玉命、神渟名川耳神
配祀神:伊弉諾神、伊弉冊命、応神天皇、姫大神、天津児屋根命、姫神、斎主命、武雷命、底津少童命、底津男命、高オカミ神、闇オカミ神
境内社
社殿向かって右側には、境内社が並びます。
六嘉天満宮。
護国神社。
馬頭観音。
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