西部(さいぶ)小学校は、かつて熊本県八代市坂本町にあった村立小学校です。
西部地区
西部小学校は、旧坂本村大字西部を中心とした地区を校区としていました。
西部地区は、球磨川にかかる西部大橋を中心に、球磨川の北岸と南岸一帯にわたります。
最寄り駅は、JR九州肥薩線の段駅です。
文字通り、旧坂本村の西部にありました。
旧坂本村合併前の、下松求麻(しもまつくま)村でも、最も西部にありました。
地名の由来を調べてみましたが、”方角地名”であるかどうかは、はっきりわかりませんでした。
地域は、「い」「ろ」「は」と大きく3区分されているようです。
「い」が、球磨川以北の西部で、集落名でいうと、吉田、小川、袈裟堂あたりみたいです。
「ろ」は、球磨川以南で、下今泉、今泉、原女木あたりでしょうか?
「は」は、球磨川以北の東部で、段、横石、川口あたりのようです。
地図をたよりに書いていますので、間違っている可能性もあります。
西部小学校
2003年(平成15年)に、坂本村立の7小学校が、八竜小学校へ統合されました。
この時、西部小学校は廃校となっています。
建物は、鉄筋コンクリート3階建てです。
現在は、八代市西部社会教育センターとして使用されています。
運動場も使われているようです。
しっかり整備されています。
八竜小学校
2003年(平成15年)、坂本村内の7小学校1分校を統合し、創立した小学校です。
坂本中学校のある、八代市坂本町荒瀬地区に新設されました。
校名は八代市坂本町西部にある、八竜山にちなんで名づけられたものだと思います。
2005年(平成17年)には、八代市との合併に伴って、八代市立八竜小学校となっています。
2006年(平成18年)には、同じく八代市坂本町にあった、久多良木小学校を統合し、八代市坂本町唯一の小学校となっています。
関連記事
【関連記事】鮎帰小学校 熊本県道17号坂本人吉線を油谷川沿いにさかのぼる
【関連記事】責分校 熊本県八代市坂本町鮎帰地区のさらに奥山にあった小学校
【関連記事】百済来中学校跡 スポーツセンターとして超キレイに整備
【関連記事】遺構めぐりが楽しくなる本 いまそこにある建物の目的と背景