玉名広域農道というのは、金峰山の北麓を起点に、玉名市の農地を結び、荒尾市へ至る2車線の道路です。

農道沿いにはいくつか展望所がありますが、初訪問でいちばんわかりやすのが、玉名広域農道展望所です。
ナル丘

玉名広域農道の南側区間は、みかん畑の山腹に沿って走るため、通称:玉名オレンジロードとよばれています。

西側の有明海方向の展望が開けているため、道中にはいくつもの展望所が設置されています。

なかでも一番人気だったのが、ナルシストの丘 (通称:ナル丘)でした。

その名も、有明海の景色を眺める自分の姿に酔いしれるため、名付けられたものです。

ナル丘はもともと私有地だったこともあり、利用者のマナーの問題から、2021年(令和3年)以来、 立ち入り禁止となっています。

ツーリングスポット

玉名広域農道は、名実ともに農業のためにつくられた道路です。

とはいえ一般車両の交通量が多く、ツーリングスポットにもなっているため、道路上に駐車するのはとても危険です。

景色を堪能でき、駐車場がわかりやすく、おまけに名前もわかりやすいのが、 玉名広域農道展望所です。

「飛躍連動」 と書かれた石碑が目印です。

眼下に広がるみかん畑の先に、菊池川河口に広がる平野が広がります。

その先に有明海と、長崎県の雲仙普賢岳を見ることができます。

場所 熊本県玉名市天水町小天

関連記事
【関連記事】鍋松原海岸 開設されない海水浴場と火災となったキャンプ場
【関連記事】岱明海床路 SNS写真撮影地としてこっそり人気の漁業用道路
【関連記事】玉名天望館 公園の丘に棲む環境生命体と称するアート建築