鳥田町(とりだまち)小学校は、かつて宮崎県小林市にあった公立小学校です。
村の中にある町
鳥田町小学校のある須木地区は、小林市と合併する、2006年(平成18年)までは、須木村というひとつの自治体でした。
鳥田町は、須木村の中の一地区です。
表記上は、宮崎県西諸県郡須木村鳥田町となっていました。
村の中にある町だったのです。
大イチョウ
校舎の前には、樹齢100年を超える大イチョウがそびえ立ちます。
須木地区で観光名所となるほどの大木です。
もちろん、現役の小学校であったときから鳥田町小学校のシンボルでした。
推定樹齢より考えると、小学校創立時に植樹したものかもしれません。
秋になると、黄色のじゅうたんが敷かれたようになるそうです。
秋に訪れるときっときれいだったのでしょう。
ギャラリー
沿革
1890年(明治23年) | 鳥田町小学校創立 |
1941年(昭和16年) | 堂屋敷分教場を設置 鳥田町国民学校へ改称 |
1947年(昭和22年) | 須木村立鳥田町小学校へ改称 |
1970年(昭和45年) | 堂屋敷分校を閉校 |
2006年(平成18年) | 小林市立鳥田町小学校へ改称 |
2010年(平成22年) | 休校 児童は小林市立須木小学校へ編入 |
2013年(平成25年) | 閉校 |
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