ととろのバス停というのは、大分県佐伯市にあるコミュニティバスの停留所です。
実際の地名が「ととろ」であったため、観光地化したスポットです。
猫バスの里
このあたりの地名は「轟」と書いて「ととろ」と読みます。
ととろのバス停はもともと、実際に路線バスが停まっていたバス停でした。
ところが2013年(平成25年)に、大分バスの路線は廃止されています。
大分バスのととろのバス停は老朽化していたため、近くに改修して移設されています。
現在は佐伯市のコミュニティバスのバス停に替わっています。
しかし、大分バスのととろバス停の表示板はそのまま引き継がれています。
本当のモデル
となりのトトロに登場したバス停のリアルモデルは、 神奈川県所沢市の稲荷前バス亭です。
作中のシーンを見ても、バス停には稲荷前と書いてあります。
ととろのバス停が観光スポットになったのは、その名前のためだけではありません。
1人の女の子が描いたトトロの絵を、ととろのバス停に貼ったことにはじまります。
それから トトロの絵が次々に貼られるようになり、いつしか話題となりました。
周辺の雰囲気が、となりのトトロの雰囲気と似ていたことも、観光地になった一因です。
ととろの森
ととろのバス停からさらに先へ進むと、ととろの森です。
猫バスが待機しています。
トトロの森といえば塚森ですが、ととろのバス停の近くにも、ととろの森がありました。
木の枝にはトトロがいっぱいいます。
こうしたトトロのオブジェは、地元の方だけでなく、訪れた方たちが置いていくのだとか。
みんなに愛されているととろのバス停です。
ネコバスのある場所へ行くには、堰をわたる必要があります。
ととろの里感が強くなる演出です。
まとめ
ととろのバス停は遠いわりに、ほかに何もないという声もあります。
しかしそんなことはなく、森のレストランリュオがあります。
犬ちゃんOK!!です。
それに、周辺の観光地とセットで訪れるとよいでしょう。
道の駅宇目 | ししラーメンが有名です |
唄げんか大橋 | 唄げんかというのは、宇目に伝わる民謡です |
北川ダム | 五ヶ瀬川水系最大にして大分県初のアーチ式ダム |
ロボット兵のオブジェ | ロボット兵のほかジブリのキャラクターを見ることができます |
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