鹿児島神社は、鹿児島市草牟田にある神社です。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鹿児島神宮や他の鹿児島神社と区別するため、宇治瀬(うじせ)大明神というかつての社号でよばれることもあります。
桜島を囲むトライアングル説
![鹿児島神社(宇治瀬大明神)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鹿児島神社というと、大隅国一之宮・鹿児島神宮と混同しやすいです。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
実は、垂水市にも鹿児島神社があって、3社は桜島を囲むトライアングルになっています。
直線で結ぶと二等辺三角形になるため、3社とも桜島をご神体としているという説があります。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 阿形狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
うってさぁ
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 吽形狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鹿児島市の鹿児島神社は神代からその存在があるともいわれ、六国史に記載のある国史見在社です。
![宇治瀬大明神 鳥居の扁額](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかし、古来は鹿児島神社ではなく、宇治瀬(うじせ)大明神と称しています。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 地神さん](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そのため愛称は「うってさぁ」です。
しかも創建したのは、錦江湾に浮かぶ神瀬(かんぜ)の小島です。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 水神・地神さん](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鹿児島一円の地主神をまっつたのがはじまりといわれています。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 石祠](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
錦江湾から甲突川をさかのぼって遷座したあとは、古宮に遥拝所(ようはいしょ)が置かれました。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 旧遥拝所の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社殿となりの鳥居は遥拝所にあった鳥居です。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 旧遥拝所の鳥居の扁額](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
手水舎横の扁額もおそらく同様です。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 手水舎](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
由緒
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 県社の標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと・山彦幸)が、綿津見宮(わたつみぐう)を訪れたさい、豊玉彦命(とよたまひこのみこと)が、心を込めてもてなされました。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 石灯籠と鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
彦火火出見尊の御子・鵜葺草葺不合命(うがやふきあわせじのみこと)が、そのお礼として創祀したと伝わります。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 由緒の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
藩政時代になると島津氏に重要神とされていて、鹿児島三社(一之宮神社、鹿児島神社、川上天満宮)の二之宮とされています。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) ご神木のクスノキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
家督相続後、まず初めに鹿児島三社を参拝するのが慣例となっていました。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) ご神木のクスノキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 拝殿の扁額](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
4柱をまつります。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
- 豊玉彦命(とよたまひこのみこと)
- 天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでみのみこと)
- 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
- 豊受大神(とようけのおおかみ)
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
甲突川を河口から6㎞さかのぼりながら、海神がご祭神なのも、当初は神瀬の小島にあったことを裏付けています。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 海の神を思わせる石造建造物](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
境内にも、海神をイメージさせる石造物がありました。
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 海の神を思わせる石造建造物](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![鹿児島神社(宇治瀬大明神) 海の神を思わせる石造建造物](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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