遙拝(ようはい)八の字広場というのは、熊本県八代市にある河川敷の広場です。
![遥拝八の字広場と九州自動車道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
八代市民がランニングや散歩する姿を見るほか、キャンプ用のテントが張ってあるのを目にします。
無料キャンプ場
![遥拝八の字広場 入口の広告塔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
遙拝八の字広場は、球磨川の河川敷にあり、誰でも利用できます。
![遥拝八の字広場 入口の広告塔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
イベントで占有利用する場合は有料で、八代市に許可を得る必要があります。
![遥拝八の字広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかし、占有されていないスペースで、個人でキャンプをする場合は、申請や許可は必要ありません。
![遥拝八の字広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
予約不要で24時間、自由に出入りできます。
![遥拝八の字広場 トイレ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
公式にキャンプ場としてアナウンスされてはいませんが、多くの人はキャンプ場として利用しています。
![遥拝八の字広場 水場の水道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
駐車スペースは100台分以上あり、トイレの横に水場が用意されています。
![遥拝八の字広場 芝生広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ちなみに頭上の橋は、九州自動車道と肥薩おれんじ鉄道です。
![遥拝八の字広場 肥薩おれんじ鉄道の鉄橋](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
河川敷なのに芝サイト
![遥拝八の字広場 芝生広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
遙拝八の字広場は、九州南部豪雨後となる、2022年(令和4年)にオープンしています。
![遥拝八の字広場 マップ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
区画は、芝生広場A・芝生広場B・砂利広場Cと、大きく3区画に分かれます。
![遥拝八の字広場 広場利用の決まり](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
当然ながら芝生広場は直火厳禁、焚火台を使う場合も芝生を焼かないようにしましょう。
![遥拝八の字広場 砂利広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
砂利広場は、ペグがささりにくいのですが、直火禁止ではないのが魅力です。
![遥拝八の字広場 砂利広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ただし、灰捨て場やゴミ箱はないので、ゴミは持ち帰りになります。
![球磨川河川敷からみた十条製紙工場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
おまけに、トイレがとても遠くなります。
![遥拝八の字広場 肥薩おれんじ鉄道球磨川橋梁](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
また、砂利広場では花火ができるも魅力ですが、打ち上げ花火は禁止です。
![遥拝八の字広場 駐車場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
遥拝堰
![遥拝頭首工(遥拝堰)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
球磨川の灌漑用水利用がはじまったのは、中世にさかのぼります。
![遥拝八の字広場 球磨川の看板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
平安後期〜中世につくられた、杭瀬という取水施設が遥拝堰の前身です。
![遥拝神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水路を含む用水施設の総鎮守として、南岸の高田山の麓に賀茂宮を勧請したのが、現在の遥拝神社です。
![遥拝八の字広場から見上げる高田山](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
征西将軍懐良親王が、八代高田御所御在館の折、常に神社から吉野の南朝宮を遥拝されていたため、遥拝と称するようになりました。
![八の字堰周辺のご利用にあたって](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
八の字堰
![再現された遥拝八の字堰](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
江戸時代初めになると、肥後藩主・加藤清正公が八の字の堰をつくっています。
![遥拝八の字堰 石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
川の中央から下流へ八の字形に自然石を組むことで、川の流れを両側に分けて急流を和らげるしくみです。
![再現された遥拝八の字堰](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
八の字堰は、現在のコンクリート製の遥拝堰完成後、撤去されていましたが、2019年(令和元年)に、4年がかりで復元されています。
![遥拝八の字堰](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
遙拝八の字広場から球磨川をながめると、まさに自然石の八の字堰が見えます。
![球磨川対岸から見た遥拝八の字広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
遥拝頭首工
![遥拝堰の貯水池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
遥拝八の字堰は、1948年(昭和23年)に農林省(現在の農林水産省)直轄の国有資産となっています。
![遥拝堰](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在の遥拝堰は、1969年(昭和44年)に完成したものです。
![遥拝頭首工](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
正式には、遥拝頭首工といいます。
![遥拝堰下流の球磨川橋梁](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![国道219号線 八代市渡町標識](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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