第十船間橋というのは、鹿児島県肝付町にある橋梁です。
大隅半島の絶景スポットとして、SNSでしばしば話題にあがります。
絶景の橋
第十船間橋が話題になったのは、その景色です。
走っていると、まるで海に吸い込まれそうな気分になります。
第十船間橋は、川を渡るための橋ではありません。
国道448号線の改良のさい、山を登るために山の斜面に造られた橋です。
下の船間地区から見上げると、その高さがわかります。
特にバイクに乗る人の間で有名な絶景ポイントです。
国道448号線
国道448号線の起点は、指宿市です。
指宿からいきなり海上区間となり、フェリーなんきゅうで大隅半島へ渡ります。
根占フェリーターミナルからは、大隅半島南部の山岳区間を横断します。
山岳区間を経て、太平洋側へ抜けた場所に第十船間橋があります。
それまで続いた、山間の景色から一転して広い海が現れます。
さらに、太平洋に沿って、宮崎市へ続いています。
都井岬以北は、日南フェニックスロードの愛称でよばれる、絶景区間です。
船間地区
船間地区へは、国道448号線が整備され、難なく訪れることができます。
しかし、道路改良以前は、ちょっとした雨で通れなくなっていたことでしょう。
それは、県道74号内之浦佐多線の通行止めからも想像できます。
国道448号線は快走路ですが、鹿児島市から地理的に遠いのは今も変わりません。
道路脇には野生のサルが出現する、手付かずの自然が残る地域です。
場所 鹿児島県肝属郡肝付町岸良
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