辺塚海岸は、鹿児島県肝付町にある海岸です。
手つかずの自然とよぶのにふさわしい、とても美しい海岸が広がっています。
辺塚海岸の特徴
大隅半島の東岸もここまで南下すると、交通量は激減します。
内之浦や錦江町から行くなら、道路は整備されていて難所はありません。
辺塚海岸の特徴は、とにかくその自然です。
お店はもちろん自動販売機もありません。
ビーチに人工の建造物が一切ないのが特徴です。
天気予報を見てから訪れる
辺塚海岸を訪れるなら、天気の良い日がおススメです。
雨が降るとアクセス道路が崩れるからではありません。
白い砂浜とコバルトブルーの海を見るためです。
青の発色が際立つには、太陽の光が欠かせません。
海岸には何もありませんが、海を見ていると知らない間に時間が経っています。
駐車場
辺塚海岸への道を進むと、最奥に芝生の駐車場が用意されています。
公有地ではなく、好意で私有地を開放してあるものです。
駐車場からながめるだけでも辺塚海岸を堪能できます。
なお、トイレは海岸へ行く途中の、辺塚地区多目的集会施設の簡易トイレを借りることができます。
ウミガメの産卵地
辺塚海岸には5月から6月になると、 ウミガメが産卵に訪れます。
卵が孵るのは8月になります。
他の産卵地が人手を入れて卵の孵化を手助けするのに対し、 辺塚海岸は一切自然にまかせています。
訪れる際は、ゴミなど残さないようにしましょう。
海水浴は非推奨
辺塚海岸は波が高いことで知られます。
波打ち際にいると、大波が寄せて濡れることがあります。
さらに海岸は急に深くなります。
そのため、海水浴は推奨されず、シャワー施設などはありません。
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