油津駅(あぶらつえき)は、宮崎県日南市にあるJR九州日南線の駅です。
![カープ油津駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
2018年(平成30年)からは、愛称が「カープ油津駅」となり、外観が赤色になりました。
広島東洋カープ
![カープ油津駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
カープというのは、もちろんプロ野球球団の広島東洋カープのことです。
![Carp Camp in Nichinan](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
なぜ広島県でもないのにカープなのかというと、日南市がキャンプ地となっているためです。
![JR九州日南線 油津駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
それも最近のことではなく、1963年(昭和38年)からなので、それはそれは長い歴史があります。
![JR九州日南線 油津駅内部](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
一方で同じ日南市の南郷は、埼玉西武ライオンズがキャンプ地としています。
![ライオンズ南郷駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
南郷駅は「ライオンズ南郷駅」の愛称で親しまれます。
![JR九州日南線油津駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
天福球場
![日南市天福球場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
カープのキャンプ地となるのは、天福(てんぷく)球場です。
![カープ 2022 秋期日南キャンプの看板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
シーズンになると多くのファンが詰めかけます。
![日南市天福球場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
観客席は1,924席。なんと、駐車場もキャンプ見学も無料です。
![カープ一本道の標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
最寄り駅はもちろん、カープ油津駅となります。
![天福球場 入口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
カープ一本道
![カープ一本道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
2016年(平成28年)、日南市はカープのために、道路を赤色に塗装しました。
![カープ一本道 球団ロゴ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
とはいえ、財源は広島東洋カープからの多額の寄付です。
![油津中心街へ向かうカープ一本道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
赤色の道は、天福球場から油津の中心街へ向かっています。
![カープ一本道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
たどるとカープのキャンプ宿舎につきます。
![カープ一本道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
名付けてカープ一本道です。
![カープ一本道の石柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
油津カープ館
![油津商店街](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
油津の商店街といえばサンフラージュ岩崎ですが、別名カープ商店街といいます。
![油津Yotten 油津カープ館](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
商店街の一角、油津Yottenには「油津カープ館」があります。
![油津カープ館 日南キャンプメモリー](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
カープと日南の長い歴史と深い結びつきを、あらためて確認できます。
![油津カープ館 日南キャンプの写真](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
油津
![油津港](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
油津は神代からの港があり、南方貿易や漁業で発展した港町です。
![堀川運河](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
飫肥藩時代には堀川運河を開き、木材の搬出港として栄えています。
![油津の満尾書店と杉村金物店](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
明治時代には近畿直行航路があり、当時の繁栄をしのぶ建物があちこちに残っています。
![油津駅 クロマグロのモニュメント](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在も木材が搬出されるほか、マグロやカツオの漁業基地となっています。
![油津駅 クロマグロのモニュメント](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1937年(昭和12年)に開業した油津駅も物流拠点でした。
![油津駅構内](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1960年(昭和35年)までは、堀川運河まで伸びる支線がありました。
![油津駅 プラットホーム](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1982年(昭和57年)の貨物取扱廃止までは、構内にはたくさんの側線が広がっていました。
![油津駅構内ホームから見た駅舎](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ホームと駅舎が少し離れているのは、その名残りです。
![油津駅 駅名標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![日本一のカープ駅油津号のヘッドマーク](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![油津駅に入線する気動車](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![油津駅に停車する気動車](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![にちなんじゃさま](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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