鹿児島県の阿久根新港にあるサンセットロードは、 長さ270mの木版張りの道です。
阿久根ボードウォークといわれ、名前の通り夕日がきれいな堤防上にあります。
ボードウォーク
サンセットロードは、2000年 (平成12年)に完成しています。
堤防上にかかわらず手すりや柵が設置され、絶景の海を見ながら安心して歩けます。
木製の板は足にもやさしく、普段歩かない人も歩きたくなります。
強い日差しと潮風に当たるため、定期的にメンテナンスされています。
阿久根の海を堪能しながら、散歩ができるスポットです。
ただし、今日来ていた方の9割は釣り目的でした。
阿久根大島
サンセットロードの対岸に見えるのが、阿久根大島です。
無人島ですが、 海水浴場やキャンプ場があり、観光名所となっています。
まさに、阿久根新港が大島への渡船場となっています。
阿久根大島の右側に見えているのは、桑島です。
北側のすぐそこに見える島は、元之島といいます。
その西側に見えるのが小島。 いずれも無人島です。
阿久根新港
高松川の南岸が昔からある阿久根港なのに対し、高松川河口北岸に整備されたのが阿久根新港です。
漁業だけではなく、海運物資の荷揚げ、阿久根大島への旅客運送に使われます。
阿久根駅からも徒歩圏内で、釣りや観光客誘導も視野にあります。
ウォールアート
阿久根新港のウォールアートは、 2011年 (平成23年)に、アートの街あくね事業の一環で描かれたものです。
当時の市長は議会と協調するのではなく、対立する政治スタイルを取っていました。
全国にも例のない異例の政治手法に、マスコミも批判的な報道をはじめます。
全国放送のニュースでもたびたび話題となっていました。
観光振興のために描かれたウォールアートですが、地元の方の間では批判的な意見もあります。
関連記事
【関連記事】阿久根の七不思議 大昔から伝わる阿久根市のミステリー
【関連記事】佐潟の洞窟 甑島へ続くほら穴と佐潟鼻の360°美しい風景
【関連記事】かぞくいろ 想像以上に感動する肥薩おれんじ鉄道沿線ロケ地めぐり