有明大橋は、 鹿児島県志布志市にある、 そお街道の菱田川にかかる橋です。
旧有明町時代に架けられた、 大きな橋ということでつけられた名前です。
そお街道
そお街道というのは、 曽於広域農道の愛称です。
大隅半島の北部を縦断していて、 全長は47kmに及びます。
広域農道なので農地を結んでいますが、 一般車両も通行する大隅地方の大動脈です。
東九州自動車道路と都城志布志道路に挟まれますが、 霧島方面から志布志方面へ行く場合はそお街道がベストアクセスとなります。
自殺の名所
有明大橋は、そお街道の起点 国道448号線から10kmほど北上した菱田川にかかります。
シラス台地を流れる菱田川は、永年の浸食により深い渓谷を形成しています。
完成当初より自殺の名所といわれており、 橋上から飛び下りる人がいたといわれています。
現在は高い柵が取り付けられ、 簡単には飛べません。
潰れたレストラン
有明大橋の竣工記念碑がある菱田川南岸に、 かつてはお店がありました。
ネット上の情報では、 ドライブインとかレストランと表記されています。
有明大橋の完成が、 1981年 (昭和56年) なので、その当時開業したと考えられます。
閉店した時期は不明ですが、 廃業後相当年数が経過しています。
ネット上に営業当時の様子やメニューなどの情報は見当たりません。
現在も建物が残るのは、現所有者が使っているためでしょうか?
一説では、霊障があるので解体できないともいわれています。
有明大橋での目撃情報
有明大橋で目撃される心霊現象は、大多数が走行している車上からの目撃です。
夜中に歩いて渡るケースは少ないので、 当然といえば当然です。
- 白い人影
- 虫カゴを持った少年
- 手をつないだ3人組の家族
特に潰れたレストラン周辺での目撃情報が多く、霊が棲みついているといううわさの情報源となっています。
スペック
区分\工種 | 逆ローゼ橋 | 高架橋 |
橋長 | 212m | 154.8m |
幅員 | 車道6.75m 歩道1.50m | 同左 |
竣工 | 1981年(昭和56年) | 同左 |
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