中薩の焼酎　薩摩半島の真ん中は大小メーカーがそろい踏み

鹿児島の焼酎蔵＆代表銘柄比較第4弾、中薩編です。

相良酒造

人吉藩相良氏の流れをくむ家系ですが、1615年(江戸時代初期)には鹿児島へ移住しています。

1730年初代から酒造業を営む、とても古い蔵元です。

相良

昔からの往年のフアンが多く地元で愛される、まろやかな口当たりの甘みが広がる焼酎です。

相良仲右衛門

相良酒造初代に名を冠する、芋の旨みが幅広く味わえる度数「30度」に着目して造られた焼酎です。

相良十代目 チャレンジ

サツママサリは優秀なサツマイモなのですが、土の中で傷みやすく農家の技術がいる難しい品種です。

サツママサリを原料に可能性にチャレンジした、心地よい甘味とほのかに柑橘系の香りが鼻をくすぐる焼酎です。

東酒造

1915年(大正4年)の創業から、初代・東喜内（きない）の「何事も自然が一番」という思いは、今でも変わりません。

ただおいしいだけでなく、人に優しい焼酎を造る蔵です。

七窪

シラス台地で数百年かけて濾過された、超軟水の大重谷原水(七窪)を使い、独自の製法で仕上げる焼酎です。

芋本来の旨味が活きて、まろやかながらコクがあり、サラリとしたのどごし、酔いざめさわやかです。

克

三代目杜氏前村貞夫氏の最高傑作、ほのかな甘みと呑むほどに飽きない旨さを追求した逸品です。

克(かつ)というのは、己に勝つことを意味する、まさに勝利の焼酎です。

本坊酒造

甲類焼酎、ワイン、ウイスキーまで手掛ける総合酒類メーカーで、県内外にいくつもの工場があります。

スタートはもちろん本格焼酎であり、現在も大事に蔵を守っています。

あらわざ桜島

磨き蒸留により生み出された芋特有のコク、旨味、香りなどをよりなめらかで、かろやかに仕上げた本格焼酎です。

屋久島 大自然林

酵母「蔵の精」が宿る屋久島伝承蔵で、大自然の水と原料で造られる豊かな香りと芳醇な味わいの芋焼酎です。

さつま無双

県内の酒造組合員の結集が「さつま無双」です。

工場見学と試飲とショッピングが楽しめる売店が併設されています。

さつま無双 黒ラベル

黒麹焼酎が持つ３つの特徴、甘み、コク、キレのバランスが良い薩摩焼酎です。

食中酒として色々な料理との相性も抜群の仕上がりです。

極の黒 紫芋

種子島でしか採れない希少紫芋「種子島ゴールド」を原料とした焼酎と、亀貯蔵熟成酒・極の黒をブレンド。

紫芋特有のやわらかな香りとコクのある甘みがあり、さらに「極の黒」のキレも合わせ持った味わいに仕上がっています。

濵田酒造

最新の設備を導入、各分野のプロが技術とノウハウを持ち寄り、高品質の焼酎を安定して生産する革新の蔵です。

天璋院篤姫

黄麹仕込みの芋焼酎、芋の香りはほんのり控えめ、フルーティーな香りとまろやかな甘みが特長です。

だいやめ～DAIYAME～

だいやめというのは、鹿児島弁で晩酌のことです。

独自技術の「香熟芋」で仕込んだ芋焼酎。ライチのような華やかな香りが驚くほど広がります。

甘くまろやかな味わいとキレの良い後味が特長です。

若松酒造

1719年(享保4年)、湊の酒屋という屋号で初代若松弥右衛門が創業した、300年続く蔵です。

薩摩一

黒麹で丹念に仕込んだ味わいは、深いコクを持ちながらキレのある飲み口を実現。

焼酎本来の持つ、甘く豊かな香りが楽しめます。

わか松

老舗焼酎蔵「若松」の白・「わか松」は、白麹で仕込みその味わいは芋のほのかな甘味を感じられ、やわらかな香りを楽しめます。

大和桜酒造

市来湊でこれまでもこれからも、当たり前を淡々と続ける蔵です。

大和桜

呑み飽きしないスタンダードな芋の味の焼酎です。

穏やかな口当たりと香ばしい風味が特徴です。

大和桜 紅芋

大和桜の紅芋バージョン。果実実溢れ甘みとコクがクセになる芋焼酎です。

大和桜 ヒカリ

麹米に鹿児島県産コシヒカリを使用しています。

芋と米それぞれの滋味深い味わいと長い余韻が特徴です。

焼酎蔵薩州濵田屋伝兵衛

伝兵衛蔵は、手づくりの焼酎蔵として、1868年(明治元年)に創業しています。

以来、本格焼酎の伝統の味・技・心を大切に今まで続けています。

黄麹仕込 伝

鹿児島県産コガネセンガンの黄麹仕込み。柔らかな飲み口と、洗練された潤いのある後口が特徴です。

白石酒造

自社栽培の無農薬さつま芋を使います。

畑ごとの土質の違いに着目し、原料のさつま芋のさらなる可能性を探っています。

天狗桜

さつま芋の原料特性を生かし、飲む人にやすらぎや懐かしさなどの余韻を感じてもらえるような味わいを目指す白石酒造の代表銘柄です。

紅椿

昔ながらのかめ壺で仕込んだ3年熟成焼酎です。

華やかな香りとソフトでまろやかな口当たりの味わいが特徴です。

松崎酒造

1909年(明治42年)、旧市来地区（現いちき串木野市）で、初めて芋焼酎を造って以来、地元に根ざした蔵元です。

大黒

松崎酒造の唯一の銘柄は、さつま焼酎ではなくあえて市来焼酎とうたわれます。

熟成された豊醇な香りとソフトな口当たりに仕上げられています。

小正醸造

130年以上受け継がれてきた伝統の技に、新たな製造技術を融合させ「喜びを共に創る」の経営理念のもと、日々焼酎造りに邁進し続けています。

さつま小鶴

小正醸造の代表銘柄。ふわっと口に広がる軽やかな香りや 優しい甘さのある味わいが特徴です。

薩摩維新

コガネセンガンの登場で栽培されなくなった、幻のサツマイモ・農林2号を使っています。

香りが豊かで濃醇な、まさに昔ながらの芋焼酎の味わいです。

天地水楽

有機栽培のコガネセンガンとヒノヒカリ、有機100%の原料で造られます。

おだやかで上品・芳醇で深みのある味と華やかな香りで、のど越しもやわらかい焼酎です。

西酒造

鹿児島では焼酎だけでなく、日本酒、ウイスキーの製造、ニュージーランドではオーガニックワインの製造を行う総合アルコールメーカーです。信念は「酒造りは農業」。

薩摩宝山

伝統の技術を継承、研鑽し続けた宝山シリーズの原点。やわらかで甘く、重厚な口当たりです。

紅薩摩宝山

原料のアヤムラサキが鮮やかな紫色なには、ポリフェノールの一種・アントシアニンの色です。

ワインのような香りが楽しめ、口当たりは甘く、後味はキレがよいのが特徴です。

富乃宝山

黄麹仕込みの宝山。柑橘系の爽やかな香りとキレのいい口当たりが特徴です。

原口酒造

有機認証を受けた自社農園で栽培したサツマイモで、ライフスタイルの変化、嗜好の変化を想定した商品開発を進めています。

西海の薫

原口屋甚衛門

卓越した伝統の技術で、芋の特徴を豊麗・スイートに現代風に表現した芋焼酎です。

まろやかな口当たりで軽快なキレ味、そして後味に豊かな余韻が楽しめます。

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