海(かい)神社は、宮崎県日向市にある神社です。
細島工業港の北側にある、海の神さまとなります。
日向精錬所
海神社へたどり着く道はただ一つ、住友金属鉱山日向精錬所側からのアクセスです。
奥へ入るほど、工場内に入ったような様相を呈しますが、かまわず進みます。
海岸へ突き当たり、なおも工場と反対側へ進むと行き止まりになります。
この場所こそ、海神社の入口です。
細島工業港
日向精錬所は、細島工業港の岸壁の対岸に位置します。
一帯が工業地帯になる以前は、のどかな浜が広がっていたことでしょう。
細島工業港の入口に見えるのが竹島で、その奥にかすむのが枇榔(びろう)島です。
乙島もけっこう近くに見えます。
由緒
1625 年、仏崎の浜に、連夜不思議な燈明 (とうみょう)が灯るのを漁夫がみつけました。
近づいてみると、不思議なことにご尊体があったため、大切に祀りました。
すぐに、航海・漁業にご神徳があったと伝わります。
人々は龍王権現とよび、代々崇拝してきました。
ご祭神
大綿津見神(おおわたつみのかみ)
日本神話における海の神さまです。
恵比寿福徳神
社殿の裏へ回ると、洞穴の泉がありました。
まつられるのは恵比寿福徳神さまです。
大漁祈願や航海安全などにご利益がある、これまた漁業にまつわる神さまです。
場所 宮崎県日向市日知屋
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