小串(こぐし)トンネルは、鹿児島県肝付町にあるトンネルです。
一見すると普通のトンネルなのですが、地元の人が恐れる心霊スポットといわれています。
肝付町の幹線道路
国道448号線は、旧高山町と旧内之浦町を結ぶ海岸沿いの道路です。
2005年(平成17年)に両町は合併し、現在は肝付町となっています。
両町は国見山で隔てられ、歴史的には別の地域として発展してきました。
2003年(平成15年)に、国見トンネルが開通したことで、時間的な距離は近づいています。
その一方で、国道448号線の小串トンネル区間は通行量が激減しています。
心霊現象
小串トンネルにまつわる心霊現象は以下のようなものです。
- 何人かの子供の笑い声が聞こえるが、振り返ると誰もいない
- トンネル内を車で走行すると、どこからともなく笑い声がきこえる
- トンネルの壁に人の形をしたシミがある
- 人形のシミを見ると「グシャ」といういやな音がトンネル内に響く
慰霊の旅路
小説投稿サイトに、小串トンネルを題材にした小説があります。
雨雲模様さんの、「慰霊の旅路~修行編~」という小説です。
見習い霊能力者の銀河侑人が、全国の心霊スポットで除霊技術を磨いていくストーリーになっています。
小串トンネルが登場するのは第8話です。
フィクションだとは思いますが、描写がリアルなのでノンフィクションとも取れます。
その中では、小串トンネルの心霊現象は、過去に起こった痛ましい自動車事故が原因とされています。
スペック
名称 | 小串(こぐし)トンネル |
延長 | 180m |
竣工 | 1980年(昭和55年)6月30日 |
発注者 | 鹿児島県 |
施工 | 小牧建設株式会社 |
トンネル内は2車線あり普通に離合できますが、追い越しは禁止です。
場所 鹿児島県肝属郡肝付町北方
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