維新ドラマの道

鹿児島市の偉人ゆかりの地 その2 維新ドラマの道編

維新ふるさとの道から続く甲突川左岸は、維新ドラマの道になっています。

高麗橋

維新ドラマの道には、7つのモニュメントが設置されています。

シンボルゲート

維新ドラマの道 入口

維新ドラマの道の入口には、シンボルゲートが設置されています。

維新ドラマの道 シンボルゲートの西郷隆盛

一見すると何が描かれているのかよくわかりませんが、斜めから見ると顔が浮かび上がります。

維新ドラマの道 シンボルゲートの大久保利通

薩摩藩出身の明治維新の偉人といえば、この2人が筆頭に浮かびます。

維新ドラマの道 シンボルゲート

モニュメント

維新ドラマの道 モニュメント

このモニュメントは、ただ明治維新の説明をしているわけではありません。

維新ドラマの道 モニュメント

AR技術を使い偉人のドラマを見せてくれる、劇場型のモニュメントです。

AR技術とは?

Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)の略

現実を仮想的に拡張する技術

維新ドラマの道 モニュメント

例えば、スマートフォンのカメラで写している画像にCGの映像を重ねて表示すれば、そのCGが実在しているように見えます。

Wi-Fi(無料)はこちらです。

まずは、専用アプリ(無料)をダウンロードします。

維新ドラマの道 アプリアイコン

アプリを通してモニュメントを見ることで、ARドラマが発動します。

維新ドラマの道 アプリスクリーンショット

7つのモニュメントは、表と裏両方のARを体験することができます。

維新ドラマの道

存竜院跡

維新ドラマの道 存竜院跡 日高山伏物語の穂

安政の大獄で、追われる身となった京都清水寺の僧、月照上人(げっしょうじょうにん)は、西郷隆盛とともに薩摩藩に逃れてきています。

甲突川沿いにあった存竜院に入りますが、存竜院はすぐに藩庁に通報しています。

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旧花倉病院

月照上人の日向(現在の宮崎県)追放決定に絶望した西郷隆盛は、月照上人とともに冬の錦江湾へ入水することになります。

維新ドラマの道 存竜院跡 日高山伏物語の穂

存龍院は、鳩椋十の作品「日高山伏物語」の舞台でもあります。

維新ドラマの道から見た甲突川

東郷久義の歌碑

維新ドラマの道 東郷久義の歌碑

東郷久義(1906~1995)は、鹿児島生まれの歌人です。

維新ドラマの道 東郷久義の歌碑

歌碑にあるのは、まさに甲突川のことを詠んだ歌です。

維新ドラマの道 東郷久義の歌碑(裏面)

牛島満生い立ちの碑

維新ドラマの道 牛島満生い立ちの碑

牛島満(1887~1945)は、鹿児島市出身の陸軍大尉です。

牛島満生い立ちの碑

沖縄戦では、米軍も一目置く司令官でしたが、圧倒的米軍の火力に最後は自決することになります。

牛島満生い立ちの碑(裏面)

佐多愛彦の碑

維新ドラマの道 佐多愛彦の碑

佐多愛彦(1871~1950)は、鹿児島県出身の医学者です。

佐多愛彦の碑

大阪府立大阪医科大学(現在の大阪大学医学部)の学長となっています。

佐多愛彦の碑 説明碑

帽子の像

維新ドラマの道 帽子の像

佐藤忠良(さとうちゅうりょう・1912~2011)による、1986年(昭和61年)の作品です。

帽子の像 佐藤忠良

佐藤忠良は、特に鹿児島市にゆかりがあるわけではなく、日本を代表する彫刻家です。

帽子の像 佐藤忠良

作品は女性像が多く、特に帽子をかぶった女性の像はシリーズ化され、全国各地に設置されています。

維新ドラマの道 7つのモニュメント

伴彦四郎先生生誕の地

維新ドラマの道 伴彦四郎先生生誕の地

伴彦四郎というのは、江戸時代末の薩摩琵琶の名人です。

薩摩琵琶とは?

戦国時代に島津日新公の命で、武士の士気向上のために、教育的な歌詞の琵琶歌を作曲したのにはじまる。

維新ドラマの道 伴彦四郎先生生誕の地

楽器を改良していくうちに、薩摩藩独自の発展をとげた郷土芸能。

維新ドラマの道 伴彦四郎先生生誕の地

江戸時代になると、武士のみならず町民の間でも親しまれた。

伴彦四郎は、薩摩琵琶の奏者であるだけではなく、琵琶づくりの名手でした。

維新ドラマの道 伴彦四郎先生生誕の地

電電桜並木の碑

電電桜並木の碑

1970年(昭和45年)に、九州の電話が100万個をこえ、鹿児島県内の電話が10万個をこえています。

電電桜並木

電電公社の職員が電話の発展を祈念して、甲突川沿いに100本の吉野桜を植樹しています。

電電桜並木の碑

これを電電桜並木といいます。

電電桜並木の碑(裏面)

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