宮崎八幡宮は、宮崎県宮崎市宮田町にある神社です。
宮崎市の中心部にある古社で、古来より現在に至るまで宮崎市民に親しまれている神社となります。
渡別府
宮崎八幡宮の創建は、平安時代にさかのぼります。
旧来からこの地には、橋大神(たちばなのおおかみ)がまつられていまいた。
永承年間(1050年ごろ)となり、宮崎の国司として赴任したのが、海為隆です。
海為隆は宮崎平野の開拓にあたり、宇佐八幡神を勧請し合祀しています。
当時、このあたりは、渡別府とよばれていました。
棟束には、渡別府八幡、宇佐八幡、八幡宮等の名称が残っています。
杉田塾
江戸時代の末には、杉田千蔭により、境内に私塾が開設されています。
杉田塾はのちに上別府小学校(現在の宮崎小学校)となりました。
境内
宮崎市のほぼ中心部にあり、県庁は目と鼻の先にあります。
宮崎駅へも橘通りへも徒歩圏内であり、まさに宮崎市の氏神です。
鳥居の真ん前が駐車場なのですが、周辺は一方通行が多いので交通違反をしないよう注意が必要です。
鳥居と神門をくぐると、正面に拝殿が見えます。
手水舎です。
ご神木のクスノキです。
ご神木の上のほうです。
ご神木の枝ぶりです。
ご神木の下から見た拝殿です。
阿形の狛犬です。
吽形の狛犬です。
狛犬の背後から見た拝殿です。
拝殿の近景です。
扁額です。
境内の石造です。
境内社の稲井神社の鳥居です。
稲荷神社です。
記念碑群です。
本殿です。
ご祭神
誉田別尊(ほんだわけのみこと) | 応神天皇 |
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと) | 仲哀天皇 |
息長帯姫尊(おきながらたらしひめのみこと) | 神功皇后 |
伊邪那岐命(いざなぎのみこと) | |
伊邪那美命(いざなみのみこと) | |
橘大神(たちばなのおおかみ) |
ご利益
武勇の神・安産の神・学問の神・学問の神・商工の神とされます。
古来から現在まで、宮崎の人々の大きな崇敬を受け続けています。
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