坂本駅は、JR九州肥薩線の駅になります。
開設時である1908年(明治41年)の建物をそのまま使っています。
肥薩線の駅は明治時代の木造の駅舎が残っていて、かえって見どころがあります。
坂本駅周辺のスポットは、駅周辺を起点に人吉方向へ順に並べています。
坂本駅
もとさか駅
坂本駅はテレビアニメではなく、劇場版アニメ「うつせみに結ぶ」で登場します。
ちなみに作中では「もとさか駅」の設定です。
©緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
ラストの結城と会うシーンです。
©緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
劇場版は2018年公開でしたので、まだ巡礼がお済でない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
©緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
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主な歴史
肥薩線の駅はどれも同じような歴史になりますが、各駅すこしづつ違いますので一応。
坂本駅の場合は製紙工場の関係上、特に特徴があります。
1908年(明治41年) | 開設 開設時の駅員配置は10名だったそうです |
1921年(大正10年) | 構内側線増設 |
1952年(昭和27年) | 坂本駅~十条製紙坂本工場専用線開通 十条製紙はのちに西日本製紙となります |
1983年(昭和52年) | 西日本製紙坂本工場専用線廃止 |
2007年(平成19年) | 南九州近代化産業遺産群の物資輸送関連遺産 として選ばれる |
2008年(平成20年) | 完全無人化 |
現在の坂本駅の1日平均乗降客数は約50人です。
ところが、 1960年(昭和35年)、 坂本駅の1日平均乗降客数は約3,000人だったといいます。
駅舎から一番遠いホームが、製紙工場の専用線だったところです。
そのうち8割が製紙工場関係者だったそうです。
坂本駅の歴史は、製紙工場とともにあったといっても過言ではありません。
鮎帰川橋りょう
くま川ワイワイパークに行く途中の、肥薩線の橋のことです。
1期第6話 「水底の燕」 などで登場する赤色の橋りょうのモデルといわれていました。
©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
実際には、肥薩線で数か所ある赤い橋げたのモデルを混ぜ合わせてあるようです。
八竜山自然公園
さかもと駅から八竜山に登ります。
山道なのでけっこう時間がかかります。
30分程度みとけば大丈夫です。
往復だと1時間かかります。
しかも、天文台の駐車場が開門されてなければ、10分くらい歩きになります。
さかもと八竜天文台のところからの景色も夏目友人帳の聖地となっています。
5期第4話 「連鎖の陰」 のラストで名取が手紙を破るシーンの背景のモデルです。
©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
道の駅坂本 さかもと館
国道へ戻り、人吉方面へ走ります。
すると駅は駅でも「道の駅」があります。
道の駅坂本は、荒瀬ダムのあった場所のすぐ下流になります。
道の駅からダム跡が見えます。
「アユやな」があり、アユ料理が食べられます。
荒瀬ダム跡
荒瀬ダム跡の記事は別記事にしました。
場所 熊本県八代市坂本町葉木
葉木橋
荒瀬ダム跡地から更に人吉側へ進むと、葉木橋があります。
坂本温泉センター「クレオン」の入り口のところです。
©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
アニメ版夏目友人帳「伍」第4話 「連鎖の陰」で的場さん達を乗せた車の行く先に交差している橋が描かれています。
このモデルが葉木橋といわれています。
場所 熊本県八代市坂本町川嶽
球磨川第一橋梁
葉木橋から更に国道219号線を球磨川上流、人吉方面に進みます。
しばらくすると、左手に球磨川にかかる橋が見えてきます。
これが球磨川第一橋梁になります。
こちらはJR肥薩線の橋です。
「SL人吉」の有名な撮影スポットになっています。
1908年(明治41年) 肥薩線開通当時の鉄橋をそのまま使い続けています。
©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
アニメ版夏目友人帳「伍」第4話 「連鎖の陰」で 、夏目が的場さんと共に「会合」が行われる別邸へ向かう道中、二人を乗せた車が走るシーンで奥に見えている橋です。
葉木橋と同じ回での登場ですが、作中では球磨川第一橋梁 が先に登場しましたので、夏目たちは人吉から八代に向かっていたのでしょう。
場所 熊本県八代市鎌瀬
そして、 坂本駅側から球磨川第一橋梁を渡り、次の人吉方面の駅が瀬戸石駅になります。
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