白浜の洞門というのは、 鹿児島県枕崎市にある洞門 (海蝕洞)です。
2021年(令和3年) の、 薩南海岸県立自然公園指定で 最近売り出し中の景勝地です。
仁田浦海岸の海蝕洞
海蝕洞というのは、 海岸の岩が波に浸食されることによってできた洞窟のことです。
白浜の洞門は、仁田浦海岸の海蝕洞と紹介されている場合もあります。
薩南海岸には、阿多カルデラの火山活動でできた溶結凝灰岩が広がります。
永年の間に波に浸食されたことで海蝕洞ができあがり、ついには岩を貫通しています。
干潮時がおすすめ
白浜の洞門は、潮が満ちてくると海底に沈みます。
鑑賞スポットには小さな白砂のビーチがあります。
満潮時に訪れると海岸から見えるのはほんの一部です。
干潮時に訪れると、洞門をくぐりぬけることができます。
東シナ海と白砂
白砂の海岸の先には、青々とした東シナ海が広がります。
有名な観光地に比べ訪れる人は少なく、お店もトイレもありません。
しかし、洞門とならび薩南海岸の景勝ポイントです。
夏場でもビーチを独り占めできます。
南には50km先の三島村まで、遮るものは何もありません。
三島村の三島(竹島・硫黄島・黒島) は、 運が良ければ枕崎から肉眼で見えるといわれています。
ただし、事故には十分注意する必要があります。
潮が満ちているときに、ムリして洞門へ行くのはやめましょう。
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