新幹線の見える憩いの広場 走る新幹線の近くでスピードを体感

九州新幹線を見たいなら、駅に行くというのが普通の発想です。

確かにホームから見れば、間近で見れます。

しかし、スピードに乗った新幹線はあまり近くで見ることはできません。

全線が高架上なので、これまで、近くでみることはありませんでした。

通過する新幹線を間近で見るスポットが八代市にありました。

新幹線の見える憩いの広場

九州新幹線の新八代駅から新水俣駅の間のスポットです。

新幹線なら、新八代駅から2〜3分しかかからないようです。

新八代駅~鹿児島中央駅間といえば、トンネル区間が70%もある山間部を走っています。

新幹線の見える憩いの広場も、例にもれず山間地にあります。

トンネルとトンネルの間のわずかな高架部分と、同じ高さに位置します。

だからこそ、新幹線を間近で見ることができるようになっています。

新幹線の見え方

新幹線が見えるのは一瞬です。

通過する前は、トンネルの奥から「ゴォー」という音がだんだん大きくなってきますのですぐわかります。

下りと上りの違いも、音が聞こえてくる方向でわかります。

上り、下り合わせると、1時間あたり4本〜6本が運行されていますので、平均すると15分間隔ではここを通過するはずです。

しかし、タイミングによっては立て続けに、上りと下りが通過したり、20分くらい通過しなかったりするようです。

禁止事項

新幹線ですから軌道内には入れません。

もし入れても、入りたいとは思いません。

あのスピードで近づいてきたら、避けられません。

また、新幹線の軌道内に物を投げ入れたりする行為は法律で禁止されています。

法律で禁止される以前に、ダイヤが乱れたくさんの人が迷惑します。

大事故に結び付けば、人命にかかわります。

高架下の水くみ場

広場近くの高架下には、湧水の水くみ場があります。

水くみ場の上には、管理している方からメッセージが掲示してありました。

「水くみ場でトラブルが発生しています」と書いてありますが、具体的にどんなトラブルかはわかりませんでした。

水の勢いが強く衣類が濡れるといわれ、配管工事をし直されたようです。

草刈りをしたり、パイプを取り替えたりと維持管理に費用がかかっているようです。

「協力金を入れる箱を設置してありますので、利用される場合ご協力をお願いします。」とあります。

場所 熊本県八代市坂本町西部

動画

つばめ308号

800系6両編成 上り 鹿児島中央駅発 博多駅行き

つばめ307号

N700系8両編成 下り 博多駅発 鹿児島中央駅行き

さくら401号

N700系8両編成 下り 博多駅発 鹿児島中央駅行き

さくら542号

N700系8両編成 上り 鹿児島中央駅発 新大阪駅行き