惣陣が丘展望所　錦江湾の奥にある桜島のビューポイント│Harada Office Weblog

惣陣が丘(そうじんがおか)展望所というのは､鹿児島県霧島市にある、桜島のビューポイントです。

少し山道を歩く必要がありますが､国道10号線を下に見下ろす爽快な景色が広がります。

惣陣が丘

惣陣が丘は、1561年、薩摩国島津氏と大隅国肝付氏の廻城(めぐりじょう)争奪戦で、島津貴久・義久親子が本陣を置いた山です。

島津氏の三州(薩摩国・大隅国・日向国) 統一の足掛かりなった場所といわれています。

錦江湾の深部と桜島を、標高 483.5mから見下ろします。

惣陣が丘展望種へは車道がつながっておらず、車では登れません。

牧之原近隣公園から歩いて行くことになります。

牧之原近隣公園というのは､旧福山町の上場とよばれる台地にある公園です。

1580 年に島津義久が､当時九州最大の馬の牧場・福山牧(ふくやままき)をつくったことから、牧之原という地名がついています。

牧之原から見上げる惣陣が丘は、ツツジの植栽でできた「フクヤマ」の文字が目印です。

展望所や遊歩道にトイレはないので、牧之原近隣公園ですませておきます。

駐車場からは500m 15分間のプチ登山です。

遊歩道は、急な坂道や階段になっていますが、上に行くと勾配はいくぶん緩やかになります。

ところどころに鹿児島弁の案内板があるので、励まされます。

意味が分からなくても、下の方に意味が書いてあるので、他県民でも理解できます。