サンセットブリッジは、鹿児島県南さつま市にある橋です。
名前の通り、夕日に照らされるシルエットが美しい橋です。
吹上浜に沈む夕日
橋上から万ノ瀬川の下流を見ると、吹上浜の砂丘が見えています。
河口はビーチアクティビティの聖地です。
大きなタコの浮力を利用してボードを走らせる、カイトボードのタコが飛んでいます。
太陽は吹上浜の先の東シナ海に沈みます。
夕方になるとサンセットブリッジの上は、夕日をながめるスポットになります。
スペック
形式 | PC斜張橋 |
全長 | 405m |
幅 | 6m |
竣工 | 1993年(平成5年) |
サンセットブリッジは、 吹上浜海浜公園内の歩行者自転車専用道路にかかる橋です。
一般車両で通行することはできません。
吹上浜海浜公園
サンセットブリッジがかかるのは万ノ瀬川の河口です。
周辺はシーバスやマゴチ釣りのポイントになっています。
現在は両岸ともに南薩摩市ですが、合併以前は南岸が旧加世田市、北岸は旧金峰町でした。
実はサンセットブリッジは、 吹上浜海浜公園の一施設で両岸の公園を結んでいます。
吹上浜海浜公園は 110haに及ぶ県立公園で、以前から県営キャンプ場で有名でした。
現在は、指定管理者制になっています。
疫病退散アマビエ砂像
アマビエというのは日本に伝わる妖怪です。
海から現れ、豊作や疫病の流行を予言するといいます。
もし疫病が流行したら、「自分の姿を書き写して人々にみせよ」と言い残し海に消えていたと伝わります。
新型コロナウイルスの拡大により、各地で見るようになりました。
サンセットブリッジのアマビエは砂像です。
吹上浜の砂の祭典は毎年ゴールデンウイークに開催されます。
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