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遺構

越小場分校 旧葦北郡久木野村にあった県境集落の分校

越小場(こしこば)分校は、かつて熊本県水俣市にあった、久木野小学校の分校です。閉校後は越小場公民館となり、山村らしい平屋建ての木造校舎が素晴らしい状態で残されています。校庭や通学路の状態と、大きな閉校記念碑から地域の方が大事にしていることが一目でわかります。

旧岩脇中学校跡 小中一貫校として平岩小学校と統合

岩脇中学校は、宮崎県日向市大字平岩にある公立中学校です。2006年(平成 18 年)に、平岩小中学校としてして平岩小学校のあった場所へ移転しています。旧岩脇中学校は、移転前の姿を残します。生徒たちが登校しなくなった分寂しくはなりましたが、公共施設として活躍をはじめていました。

福地小学校 消え失せていく学校の名残り

福地小学校は、かつて鹿児島県霧島市福山町にあった公立小学校です。現在は福地地区公民館になっています。閉校から40年以上経過していて、残される学校遺構はごくわずかになっています。学校跡の名残りが消え失せていく過程を感じます。

宮ヶ野小学校 休校中はドレッシング工場が稼働

宮ヶ野小学校は、熊本県球磨郡多良木町にある町立小学校です。2010年(平成22年)以来、休校となっています。現在も校舎がキレイなのは、いつでも再開校できるようにという理由だけではありません。多良木町しごと創生機構が、ドレッシング工場として使っているからです。

高木小学校 山間にひっそりとたたずむ木造校舎

高木小学校は、かつて鹿児島県霧島市横川町にあった公立小学校です。高木地区は金の採鉱で栄えた、山ヶ野金山の集落の一角です。戦後、金山を失った高木地区は、急速に過疎化がすすむことになりました。高木小学校は、1963年(昭和38年)に横川町立安良小学校と統合し閉校しています。