東光寺八幡神社 東光寺地区へ勧請された宇佐八幡
東光寺八幡神社は、熊本県球磨郡多良木町黒肥地のにある神社です。東光寺というのは、このあたりの地名です。地名は仏教寺院の東光寺にちなむものです。東光寺八幡宮は、仏教寺院の東光寺と関係するものではないと思われます。
東光寺八幡神社は、熊本県球磨郡多良木町黒肥地のにある神社です。東光寺というのは、このあたりの地名です。地名は仏教寺院の東光寺にちなむものです。東光寺八幡宮は、仏教寺院の東光寺と関係するものではないと思われます。
東光寺というのは、本来は仏教寺院を指し、全国に同名の寺院があります。しかし、球磨郡で東光寺といえば、熊本県球磨郡多良木町大字黒肥地のなかの一地区を指します。1243年の相良家文書では、このあたりは東光寺村として表されています。
全国にある白鳥神社ですが、熊本県ではあまりみかけません。球磨郡で白鳥神社といえば、黒肥地のものくらいしか聞いたことがありません。地域的に見ると、中部地区や南東北に多く分布しているようです。黒肥地の白鳥神社は、鎌倉時代から鎮座の記録があります。
槻木菅原神社は、熊本県球磨郡多良木町の槻木地区にある天神さんです。山奥の小さな集落にある神社なのですが、社殿は驚くほど立派です。県境の集落は、かつては領土争いの最前線であり、地域守護のため立派な社殿が残されたのかもしれません。
槻木四所神社(つきぎししょじんじゃ)は、熊本県球磨郡多良木町の下槻木地区にある神社です。真言宗の総本山、紀州伊都郡の高野山の祭神を勧請したものといわれています。このあたりの集落名が、大師ということからも、弘法大師との関係の深さがうかがわれます。
熊本県の南東端、球磨郡多良木町槻木(つきぎ)地区の、お大師堂に弘法大師坐像が安置されています。日本遺産人吉球磨の構成文化財のひとつです。お大師堂があるのは、下槻木といわれる集落です。 お大師さんは、残念ながら普段は見ることができません。
鹿児島県を代表する神社と言えば、霧島神宮が有名です。その霧島神社と匹敵する、鹿児島県のパワースポットといえば、照国神社です。ご祭神は、照国大明神、幕末の名君、島津斉彬(なりあきら)公です。
久多良木神社(きゅうたらぎじんじゃ)は、熊本県八代市坂本町百済来下にある神社です。ご祭神を見ますと阿蘇神社系の神様のようです。おそらく、百済来地区の 開拓の神様として、勧請されたのだと思います。境内の森は、「久多良木神社の森」と名付けられています。
高沢観音は、熊本県球磨郡球磨村神瀬の高沢地区にある観音さまです。高沢地区へ行くには、一勝地の役場の横から登ります。しばらく進むと、山間に集落が開けています。高沢地区は、相良藩政下では、 信仰が禁止された一向宗を守り続けた地でした。
里宮神社は、熊本県球磨郡湯前町にある神社です。地元では昔から縁結びの神さまとして知られています。市房山神宮の遥拝所(ようはいしょ)として創建した経緯から、市房山神宮下宮という位置づけになっています。日本遺産人吉球磨地域の構成文化財です。
普門寺観音は、相良三十三観音霊場の25番札所です。市房山神宮と関係が深く、「化け猫騒動」の発端となった普門寺の観音堂です。市房山神宮の遥拝所(ようはしょ)としての機能も有していましたが、1883年に焼失しました。里宮神社建立経緯にも関わります。
龍泉寺観音は、相良三十三観音霊場の24番札所となります。龍泉寺は曹洞宗のお寺で、永国寺の末寺です。現在、龍泉寺の境内にある観音堂は、時代とともに、複数回移されています。現在は、100年以上、龍泉寺の境内にありますので、やっと落ち着いたのかもしれません。