轟水源というのは、熊本県宇土市にある水源のことです。
![轟水源(宇土市)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
夏になると水遊び場として、子供たちに大人気のスポットです。
水汲み場
![轟水源の木立](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟水源には深い木立が繁り、立入禁止になっています。
![轟水源(宇土市)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水源から流れ出す水は、直下の貯水池に貯められます。
![轟水源で水遊びする子どもたち](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
貯水池では、水汲みをしたり水遊びをしたりできるようになっています。
![轟水源の水神さま](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
スペック
![轟水源の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
湧水量 | 6,000 トン/日(4,200リットル/分) |
平均水温 | 18℃ |
ph値 | 7.9 |
![轟水源](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
飲むと、わずかに甘みを感じるといわれています。
![轟水源の貯水池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
定期的に水質検査が行われ、飲用に適していることが確認されています。
![「水は必ず煮沸して使用してください」 轟泉簡易水道組合と宇土市の注意喚起看板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
しかし生水ですので、煮沸して飲むのを推奨しています。
![轟水源直下の貯水池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
肥後三轟水
![轟水源 名水百選100選の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟水源は古くから銘水として知られていました。
![轟水源の水神さま](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
肥後国誌に、肥後三轟水のひとつとして記録されています。
![轟水源直下の貯水池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
飽田郡河内村(現在の熊本市西区) | 鑪水(たたらみず) |
合志郡御領村(現在の合志市) | 轟水源 |
宇土郡宇土町(現在の宇土市) | 轟水源 |
![轟水源の透明な水](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
日本最古の現役上水道
![轟水源 第1駐車場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
もともと宇土は、井戸を掘ると海水が混じる、 水に恵まれない土地でした。
![轟泉水道の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
宇土藩初代藩主・細川行孝は大岳や白山麓の湧水に目をつけます。
![轟水源マップ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1646年、1/400 勾配で延長4.8kmに及ぶ土管を埋める大工事を行いました。
![轟水源の入口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟泉水道とよばれ、 宇土城下に上水道が引かれています。
![轟泉水道 土木学会選奨土木遺産の銘板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1769年、第5代藩主・細川興文は、 轟泉水道の破損した土管を石管に改修する工事をしています。
![轟水源と轟泉水道の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟泉水道は、現在も約100世帯に水を送っています。
![轟泉水道の送水設備](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現存する石管水道では、日本最古といわれています。
![轟水源の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟御殿跡
![轟泉自然公園](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟水源一帯は、轟泉自然公園 (ごうせんしぜんこうえん)として整備されています。
![轟御殿跡の石段](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水源の奥は、宇土藩第10代藩主・細川立則の隠居所・轟御殿跡となります。
![泰雲寺(たいううんじ)と原泉社(げんせんしゃ)の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
もともと、宇都細川家代々の菩薩寺・泰雲寺(たいうんじ)があった場所です。
![原泉社の石造物](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
泰雲寺は、廃仏毀釈を経て原泉社となりました。
![原泉社の石造物](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在はその跡のみが残ります。
![轟泉資料館](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
轟泉自然公園内には、大太鼓収蔵館・轟泉資料館などの観光施設が設置されています。
![大太鼓収蔵館](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
場所 熊本県宇土市宮庄町
![轟泉自然公園の井戸](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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