青井岳自然公園は、宮崎県都城市(旧山之口町)にある公園です。
青井岳(563m)の登り口にあり、温泉やキャンプ場などが整備されています。
青井岳渓谷
このあたりは、宮崎市と県内第2の都市である都城市を結ぶ、国道269号線沿いです。
青井岳の山麓を流れる境川は、谷深くを流れ渓谷の様相を呈しています。
国道269号線も、この区間は青井岳渓谷ラインの愛称で親しまれます。
本来は険しい山道でしたが、現在は改良され快走できます。
その象徴が、青井岳大橋です。
青井岳温泉
青井岳温泉にある唯一の温泉施設が青井岳荘です。
逆にいうと、青井岳荘が青井岳温泉です。
ぬるぬるとしたとろみのある泉質が楽しめます。
営業時間 | 9:00~21:00(20:00受付終了) |
休館日 | 木曜日(祝日を除く) |
青井岳キャンプ場事件
青井岳キャンプ場事件というのは、1966年(昭和41年)8月14日に起きた事故です。
中学校の行事で行われたキャンプでしたが、折からの雨で本来のサイトは足場が悪く、比較的汚れてない境川の中州にテントを設営していました。
ところが、鉄砲水による急増水で、参加していた生徒11名のうち8名、および引率教員2名のうち1名が濁流にのみ込まれなくなっています。
この中学校では、半世紀以上たった現在でも、毎月全校集会で犠牲者を追悼し、事件を語り継いでいます。
しかもこれを発展させ、自然災害に限らず日常のあらゆるリスクを想定し、リスク管理に活かしているといいます。
心霊スポット
青井岳キャンプ場事件の影響か、この付近は心霊スポットといわれています。
そもそも事故現場はキャンプ場なのですが、温泉や公園でも幽霊の目撃情報が多く報告されています。
自然豊かな渓谷なので、夜行くと真っ暗な中に水の流れる音だけが聞こえます。
脳裏に事件のことがあると、カナーリ不気味に感じるのは当然です。
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